目次
1.ウェルネスのドッグフードはおすすめなのか?
1-1.ウェルネスの特徴は?
a,成分や原材料は?
ウェルネスはアメリカ産のドッグフードです。サイトを見てみると【①適正なバランスで、たんぱく質や脂肪、炭水化物を配合】【②生肉、生魚、穀物、野菜、果物】【③抗酸化栄養素、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、乳酸菌を配合】【④高品質の嗜好性の高いたんぱく質源を配合】とされています。第三者機関(WDJ)の推奨ドッグフードとされています。今回はウェルネスの『小型犬高齢犬用骨抜き七面鳥&えんどう』を参考にしていきたいと思います。
原材料の中に、チキンミールやあらびき玄米、粗びき白米、オートミール、チキンエキスが入っています。これらは、少し心配がありますが、ホームページを見ると、肉の副産物を使用してませんとありますので、鶏のとさかやくちばし、羽などが入っている心配はないと思います。問題は穀物が入っているので、穀物アレルギーのわんちゃんは反応してしまう場合もあります。比較的アレルギーが出にくい玄米や白米を使用していますが、心配な場合は動物病院の先生にご相談すると良いと思います。
またホームページを見ると配合しているもの、配合しないものを詳しく記載してあります。
配合しているものは【①消化が良い原材料】【②健康的な筋肉を維持するための高品質のたんぱく質源】【③天然食物繊維とエネルギーを供給する穀物】【④抗酸化栄養素を供給する野菜と果物】【⑤皮膚と被毛の健康のためのオメガ3とオメガ6を配合】【⑥関節の健康維持するためのグルコサミンとコンドロイチンを配合】とあります。
配合されないものは【①肉副産物】【②とうもろこし】【③乳製品とたまご】【④大豆】【⑤小麦】【⑥さとう】【⑦合成酸化防止剤】【⑧着色料、香料】とあります。
b,安心して与えることが出来るか?
詳しく原材料を見てみると、犬にとって非常に良い栄養バランスが取れているドッグフードとなっていて、第三者機関(WDJ)からも推奨を受けているドッグフードですので安心して愛犬に与えることができるドッグフードといえます。
c,グレインフリー(穀物不使用)は?
ウェルネスの商品ラインナップで、グレインフリーの製品もありますので、穀物不使用のドッグフードを与えたい場合は、そちらを試してみてください。
1-2.病状・犬種・ライフステージ別に考える
a,内臓系の症状
消化が良い原材料をはじめ、抗酸化栄養素や乳酸菌など配合しているので、消化器系の疾患のわんちゃんには好評です。
b,関節の症状
関節を維持するためのグルコサミンやコンドロイチンも配合されていますので、関節系疾患のわんちゃんにもおすすめのドッグフードです。
c,皮膚病
グレインフリーの製品もライナップにあるので、穀物アレルギーのわんちゃんでも安心して食べることができます。そして皮膚と被毛の健康ためのオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸も配合しているので、皮膚病の緩和にはよいでしょう。
d,犬種別
こちらは犬種別専用のものはありませんが、子犬(パピー)、成犬、シニア、アレルギー用などに分かれていて、ライフステージ、ライフスタイルごとに選択できるようになっています。
f,その他
小型犬にも配慮されている粒の大きさや、食いつきがよいという点、そしてシニア犬にもカロリーが少ないので安心してあげることができると評判なドッグフードです。
1-3.まとめ
評価 4.5
日本でも海外でもウェルネスのドッグフードはプレミアムフードでラインナップもとても豊富なドッグフードということがわかりました。穀物不使用、高蛋白質、高品質、自然派成分を酸化防止剤として使用しているなど、犬のために考えられた最高品質のドッグフードです。しかしながら、すべてのわんちゃんに良いというわけではないようで、なかには、食いつきがそこまでよくなかったという声もちらほらあるのは事実です。そして、1kgあたりのドッグフード価格はやはりコストが高めですので、そこも、今回の評価になった所以でございます。
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