1.実は犬にヨーグルトは健康に効果的だった
1-1.お腹にいい理由(わけ)は?
犬にヨーグルトと聞いて、「牛乳はあげちゃだめって聞いたけど?」と思う飼い主さんもいると思います。確かにそれは合っています。犬は乳糖という成分を分解する力をもっていないので、人間の牛乳に含まれている乳糖でお腹を壊してしまうのです。では、なぜヨーグルトは大丈夫なのでしょう。それは、ヨーグルトを作る過程で、乳糖が分解されてしまうからです。なので、犬がヨーグルトを食べてもお腹を壊さずにいられるのです。
ですが、あげすぎはお腹を壊す原因になるので、注意してください。
1-2.ヨーグルトの効果は?
ヨーグルトをあげると免疫力があがります。その理由は分かりますか?人間もそうですが、腸内環境を整えると免疫力がアップするのです。ヨーグルトには整腸作用があるので、腸の中をきれいにしてくれる効果があります。なので、ぜひ与えてほしい食材です。
犬に酵素をあげるとさらにいいのですが、サプリメントを使わなくても、ヨーグルトは発酵食品で多くの酵素が含まれているので、お腹を下しているような調子の悪い犬でも、お腹の調子を整えてくれる効果を発揮してくれます。
1-3.消化不良を防ぐ!
「なぜヨーグルトで消化不良を防ぐことが出来るの?」もちろん、私も初めて聞いた時は疑問でした。消化不良を防ぐ最大の要素は、先ほども出てきた「酵素」の存在です。酵素は消化を助ける効果があります。しかも、身体に負担をかけないようなゆっくりとしたスピードで食べ物を分解していきます。なので、普段よくもどしてしまう子や、フードがうんちに残ったままの子はフードにスプーン1杯のヨーグルトを混ぜてあげると消化の助けにを期待できます。
1-4.与えるときは成分に気をつけて
犬にヨーグルトをあげるときは、成分に注意しなければなりません。成分とは何かというと、普通の物よりも、低脂肪タイプのヨーグルトを選んであげることです。人間が低脂肪のヨーグルトを食べると味が薄くて何となく物足りない人もいます。ですが、犬に人間が満足する味の物をあげていると肥満の原因になりますし、味が濃い物しか食べなくなってしまう恐れがあります。なので、できれば低脂肪の物を選ぶようにしてください。もし、普通のヨーグルトしかない時は、ティースプーン半分を目安にあげるようにしてください。
1-5.まとめ
犬にヨーグルトを与えていいかということに関してですが、犬にとってヨーグルトは身体にいい食材ということが伝わったかと思います。健康は腸内環境を整えることですが、犬にも同じことが言えます。簡単に健康を保てるのがヨーグルトなので、飼い主さんと一緒に食べて食を楽しみながら、一緒に健康になっていきましょう。