目次
1.ケイナインキャビアのドッグフードはおすすめなのか?
1-1.ケイナインキャビアの特徴は?
a,成分や原材料は?
ケイナインキャビアのドッグフードはヒューマングレードのお肉を使い上質な素材のみを使用しており、普段のお食事から穀物不使用で免疫力を上げる予防医学に基づいた弱アルカリ性のドッグフードを製造しているドッグフードメーカーであります。そしてアメリカではじめて癌予防のために開発されたココナッツを使ったドッグフードを製造している会社であります8つの点に基準にドッグフードが製造されているようです。以下8つの基準を記載いたします。
【①生肉や野生育ちの原料をそのまま製品へ】【②栄養吸収が良い高カロリー】【③PH7-7.5のドッグフードにより、無酸素活動を減らす】【④瞬間加熱で完全栄養価保持】【⑤脱毛、炎症、涙やけ軽減】【⑥多様なアミノ酸のためのたんぱく質ローテーション】【⑦獣医師推奨】【⑧91-93%の高い消化率】
ということで、今回は『ウェルダネス・グレインフリー・ALSディナー』を調べてみましょう。
【原材料】鹿肉ミール、乾燥えんどうまめ、ラム脂肪(酸化防止剤としてミックストコフェロールを使用)、ココナッツ、天日干しアルファルファ、ココナッツオイル、天日干しケルプ、ラクドバチルス・アシドフィリス発酵培地、塩化ナトリウム、塩化コリン、レシチン、たんぱく質化合カリウム、コロハ、フラクトオリゴ糖、タウリン、ペパーミント、たんぱく質化合亜鉛、ローズヒップ、パパイヤ、ユッカシディーゲラエキス、アニスオイル、タイムオイル、たんぱく質化合マンガン、ベータカロチン、ビタミンD3、セレン、ビオチン、葉酸、ビタミン類(B1,B2,B6,B12)
【成分値】粗タンパク質27%以上、粗脂肪17%以上、粗繊維5.9%以下、粗灰分8.5%以下、水分8%以下
ケイナインキャビアのドッグフードはヒューマングレードのお肉を使っているものとオーガニックグレードのものを使っているものがあります。原材料を見ると、どれがオーガニックグレードのもので、どれがヒューマングレードのものか判断が付かないところが残念です。鹿肉ミールと成分表に記載してありますが、この鹿肉が、もし、ヒューマングレードのものではなかったら副産物の部分が心配になってきます。エンドウ豆についても、摂取量が多いとたんぱく質が多いため消化不良を起こしやすいので心配です。ここの部分がクリアだったらもっと良いなと思いました。
b,安心して与えることが出来るか?
わんちゃんに対する商品コンセプト、内容、グレインフリーであること、ヒューマングレードの原材料、オーガニック原材料など安心してわんちゃんに与えられる商品です。
c,グレインフリー(穀物不使用)は?
こちらの製品はすべてグレインフリーの穀物不使用ですのでアレルギーなどに悩まれているわんちゃんに、特に有効なドッグフードです。
1-2.病状・犬種・ライフステージ別に考える
a,内臓系の症状
心臓病や腎臓病、癌、肝臓病、コレステロールといった点に注目して、作られているドッグフードですので、疾患を持って居るわんちゃん、もしくは、これからこのような疾患を予防していきたいわんちゃんに十分にお勧めできる商品であります。
b,関節の症状
特別にグルコサミンやコンドロイチンは配合されておりませんが、ワイルドオーシャン・グレインフリーALSディナーシリーズは、ニシンを使って製造されている商品で、カルシウムも豊富に含まれていますので、骨の生成には有効です。
c,皮膚病
穀物不使用でこちらのドッグフードは製造してあるので、穀物アレルギーの子はもちろんですが、皮膚の炎症を持って居る子や脱毛がある子にもおすすめできる商品となっております。
d,犬種別
特別にどの犬種に有効というわけではなく、全犬種にお勧めです。そして、製品もパピードッグからシニア犬、介護犬まで安心してお使いできます。
f,その他
ケイナインキャビアのドッグフードは100gあたりのカロリーが何と500キロカロリーと高カロリーですので、肥満犬には与えすぎには要注意となってしまうので与え方には注意してください。
1-3.まとめ
評価 4.5
今回はケイナインキャビアについてお伝えしましたがいかがだったでしょうか?ケイナインキャビアはコンセプトもしっかりしてますし、原材料も比較的ヒューマングレードだったり、穀物不使用だったり、ホリスティックな予防的考えでしっかりと考えて作られている製品だと感じました。しかしながら、エンドウ豆などをどのくらい使用しているのか、また鹿肉は、本当にヒューマングレードのものを使っているのかなどの判断がしっかりできませんでしたのでこちらの4.5という評価になりました。口コミなどを見ると、食いつきがとても良いしエネルギッシュになったとか、皮膚病の子が改善されたなどの声が多くありますので、効果を感じていられる飼い主さんがいらっしゃるのは確かです。ぜひ愛犬の健康のためにご自分の愛犬に合うドッグフード選びの参考にしていただけたら幸いです。