1.犬に刺身を与えても良い?危険?

 

1-1. 犬に刺身を与えるとビタミンB1欠乏症になる?

まず「犬に食べさせてはいけないもの」としてあげられる、えび・いか・たこ・かには当然ですが与えてはいけません。これらはとくに消化が悪く、嘔吐・下痢の原因になります。貝類も内臓に良くない酵素が含まれているため与えてはいけません。

(【参考記事】→ 犬が食べてもいいものってどんなもの?いけないものは?

生の魚・生の魚介類はチアミナーゼというビタミンB1の吸収を阻害する分解酵素を含んでいます。毎日続けて大量に与えていると、ビタミンB1欠乏症になる可能性があります。犬の体内でビタミンB1が欠乏すると後躯麻痺等(足のふらつき)を引き起こすといわれています。愛犬に生の刺身を与える場合は、毎日ではなくたまにということでしたら問題ないでしょう。刺身はできるだけ新鮮なものを選んで与えてあげてください。 ちなみにこのチアミナーゼという酵素は加熱処理をする事でなくなりますので、飼い主様が刺身を食べるついでにどうしても愛犬に新鮮な魚を与えたいということでしたら、生にこだわらず刺身を加熱してから与えてあげるという方法もあります。

犬の食事の基本はドッグフードです。ドッグフードは犬にとって必要な栄養素がバランスよく配合されていますので、刺身は軽くちょい足しする程度にしておきましょう。魚には良質な動物性たんぱく質やDHA・EPAと言ったオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。愛犬の健康のために上手に活用したいですね。

(【参考記事】→ 犬に大切なオメガ3とは?どんな効果が?どうやって摂取するの?

1-2. 犬に刺身を与える際の注意点は?

刺身には消化が悪いという問題点があります。また犬は丸飲みする子が多いですから、できればひと手間かけて細かくカットしてから与えるようにしたほうが好ましいでしょう。犬にとって、醤油やわさびなどの薬味は全くもって不要です。新鮮な刺身なら生で与えても問題ありませんが、時間が経ったものは必ず加熱してから与えるようにしましょう。

食べ慣れていなかったり胃腸が弱っていると下痢をしてしまうことがあります。とくに愛犬に初めて刺身を与えるときは、体調に変化があらわれないか注意深く様子を見てあげてください。犬によっては体質的に合わずアレルギー症状が出る場合もありますので、食後数時間は注意しておきましょう。愛犬の状況を判断して必要だと思われたら、早めに動物病院で受診してください。嘔吐・下痢をするようなら、今後は無理をして刺身を与えないほうが無難かと思います。

1-3. おわりに

犬にとって刺身は絶対に必要なものではありません。ですが、いつもの食事に匂いや食感の変化をつけてあげることで愛犬を喜ばせてあげることができますし、嬉しい食欲増進効果も期待できます。愛犬に刺身を与える場合は「新鮮なものを与える・消化のことを考えて細かくカットする・少量を守り食べさせ過ぎない」ということに気をつけて与えてあげましょう。

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