1、犬と穀物の関係について

犬は祖先であるオオカミ時代には野生の動物を狩り、肉を食べそしてその草食動物が口にしていた穀物などを内臓などから口にしていたと言われます。ですから、昔から肉だけを食していた訳ではないのです。そして人間に飼育されていくうちに穀物もよく食べるようになったとの事です。ですが、進化したとはいえ犬の内臓は肉を分解・消化する事に優れていて穀物を分解・消化する事は苦手でもあり犬は現在でも穀物や炭水化物は大量には必要ありません。

 

1-1、穀物の役割

穀物はたくさんの炭水化物を含んでいます。犬の6大栄養素は、タンパク質・炭水化物・脂肪・ビタミン・ミネラル・水といわれます。これらをバランスよく適度な量を取ることで健康の維持ができます。そしてその中のタンパク質・炭水化物・脂肪は3大栄養素とも呼ばれ特に重要なものとなっています。

では、穀物に大量に含まれる炭水化物は犬にとってどのような役割なのでしょうか?

炭水化物というのは腹持ちもよく、体内で糖質と繊維質に分解されます。糖質は血中で血糖(グリコール)として存在し各組織のエネルギー源となります。そして繊維質は消化器の維持に役立ちます。タンパク質の吸収を助けます。繊維質は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と2種類に分かれます。

  • 水溶性食物繊維……ゴボウやリンゴなどに含まれる。コレステロールや糖質の体内への吸収を防ぐ。肥満・高血圧・高血糖などに役立つ。
  • 不溶性食物繊維……野菜・穀物に多く含まれる。便秘を防いだり整腸効果がある。

そして食物繊維というのは消化されません。とくに不溶性食物繊維は人間も犬も消化がほとんど出来ませんので栄養の吸収だけしたらそのまま便として排出されることが多いです。炭水化物が腹持ちがいいというのは消化されない、または消化に時間が掛かるため胃の中で停滞しますので腹持ちがいいのです。

 

1-2、穀物の過不足

穀物を全く摂らないと犬にとって必要な6大栄養素である炭水化物が取れません。

炭水化物が不足するとどうなるのでしょう?

上記で説明したように炭水化物は体内で糖質と繊維質に分解されます。糖質や食物繊維が足りないと、低血糖に陥りタンパク質の吸収が阻害されます。体の回復が遅くなったりする影響があると言われます。

 

反対に過剰摂取の場合はどうなるのでしょうか?

炭水化物を過剰摂取すると当然、炭水化物に含まれる糖質の摂取量も増えますので肥満の原因に繋がります。そして繊維質は便秘予防の効果がありましたが、過剰摂取する事で消化されにくいもの(されないもの)が胃腸に留まってしまいますので反対に便秘や消化不良を起こし下痢になってしまいます。

 

1-3、まとめ

犬にとって穀物や野菜などの炭水化物は人間のように沢山の量は必要ありません。質のいいドッグフードには少量(適量)の炭水化物が含まれているためにわざわざ与える必要はないのです。与える場合は、ドッグフードを少し減らして軽くトッピング程度にするだけで十分です。あとは、添加物がたくさん入っているおやつをあげるなら、野菜などを茹でた物を少量おやつとしてあげた方がいいでしょう。大事なのはバランスですから過剰にあげる事は控えましょう。

 

 

 

ドッグフードのおすすめ完全ガイド人気記事はこちら

 
ランキング

小型犬におすすめのドッグフード選びに迷ったらぜひご覧ください。

→→ 小型犬におすすめのドッグフード比較ランキング。