1. 犬が跛行する原因って?食事やケアはどうすればいい?

1-1. 犬はどのようなときに跛行するの?

犬の跛行にはどのような原因が考えられるのでしょうか。犬が跛行するのは、どこかが痛いからです。跛行の原因で最も分かりやすいのは外傷でしょう。まず異物がささっていないか、肉球や爪・指と指の間・皮膚などよく見てあげてください。お散歩中に雑草のノギと呼ばれる麦の穂のようなトゲトゲした実が尖端から犬の皮膚を突き破り、皮膚の下へ潜り込んで化膿するというケースもあるようです。愛犬が跛行している場合は動かさず、安静を保つことがとても大切です。歩くことができる場合も、ゆっくりと歩かせて決して無理をさせないでください。外傷がある場合は、イソジンなどの消毒液で傷口を消毒し、出血していれば、包帯などを使って止血してあげてください。いざというときにご家庭で応急処置ができるよう、愛犬専用の救急箱を備えておくと良いですね。跛行の症状にはほかにも、関節炎・脱臼・骨折をはじめガンのような深刻な病気が隠れている可能性があります。跛行の原因は非常に多く、原因が特定できないケースの方が多いです。愛犬に跛行が見られた場合は、動物病院へ連れて行きましょう。できるだけ早く診断してもらい原因を特定することが重要です。

1-2. 犬の跛行に良い食事やケアって?

犬の跛行の原因でよくあげられるのが関節疾患です。関節トラブルに負けないおすすめの成分をまとめました。

【犬の関節ケアにおすすめの成分】

「コラーゲン」
体を構成するたんぱく質の30%を占めているコラーゲン。もちろん関節を構成する骨・軟骨・筋肉・靭帯・腱にとっても欠かせない重要な成分です。弾力性があり、関節にかかる衝撃を吸収してくれます。コラーゲンを豊富に含むおすすめ食材は、鶏手羽・鶏皮・鶏ガラ・牛スジ・牛テール・豚バラ肉・豚骨・豚足です。

「ビタミンC」
コラーゲンの生成に必要なビタミンCですが、犬は肝臓でビタミンCを合成できますので、健康なら特に意識して与える必要ないといわれています。ですが実際は、薬の服用やストレスが原因で不足していたり運動量が多い子は体内合成分だけでは補えていない場合も少なくないようです。日頃から食事でビタミンCを補ってあげたいですね。ビタミンCは、野菜・果物に多く含まれます。ビタミンCを豊富に含むおすすめ食材は、ピーマン(赤ピーマン・黄ピーマンはとくに豊富)・パセリ・レッドキャベツ・ブロッコリー・柿・キウイ・いちごです。与えすぎは下痢の原因になりますので、量はごく少量にしてください。

「オメガ3脂肪酸」
DHA・EPA・アルファリノレン酸が、関節の炎症を抑えて痛み・腫れ・こわばりを緩和してくれます。DHA・EPAはサーモンオイル・イワシオイルなどの魚油や青魚に多く含まれます。アルファリノレン酸は、亜麻仁油・しそ油・えごま油などに多く含まれます。

「コンドロイチン」
関節軟骨の柔軟性や表面をなめらかに保ってくれます。コンドロイチンを豊富に含むおすすめ食材は、山芋・オクラ・納豆・めかぶ・モロヘイヤなどネバネバ食材です。

「グルコサミン」
すり減った関節軟骨を修復してくれます。グルコサミンをを豊富に含むおすすめ食材は、鶏手羽・牛・鶏・豚の軟骨・うなぎ・フカヒレ・鶏皮・ネバネバ食材(山芋・オクラ・納豆・めかぶ・モロヘイヤなど)です。

「ヒアルロン酸」
緩衝作用や潤滑作用により関節の動きを良くしてくれます。ヒアルロン酸を豊富に含むおすすめ食材は、鶏手羽・鶏軟骨・豚足・鮭・カレイ・フカヒレ・魚の目・うなぎ・ネバネバ食材(山芋・オクラ・納豆・めかぶ・モロヘイヤなど)です。

スーパーやホームセンターなどで手軽に購入できるエコノミードッグフード(スタンダードフード・レギュラーフードとも呼ばれます)の他に、「プレミアムドッグフード」という名称が付けられたドッグフードがあるのをご存知ですか?動物性たんぱく質を豊富に含み栄養価が高く高品質なドッグフードには、プレミアムドッグフードという名称が付けられています。現在、グルコサミン・コンドロイチン・サーモンオイルが入ったプレミアムドッグフードが数多く販売されています。購入されるときは含有量を比較されてみて、その中から良いと思われるプレミアムドッグフードをお選びください。

食事を補うものとしてサプリメントを活用するという選択肢もあります。最近は、犬種を問わず関節の疾患を抱える犬が増えているようです。ポピュラーなグルコサミン・コンドロイチンが配合されているサプリメントをはじめ、現在犬用の関節ケアサプリメントが数多く発売されています。高い効果が期待でき薬と同じような使い方をするものやおやつ感覚で与えられるものなどありますが、サプリメントに関しては獣医師の見解が分かれるようですおすすめされる獣医師もいれば、サプリメントがあることは説明されても処方はされないといったスタンスの獣医師もいらっしゃいます。最終的には飼い主様がさまざまな情報をもとに判断をされることになるのですが、過剰摂取も良くありません。栄養バランスがとても重要になってきます。とくにサプリメントを長期間与えるような場合や薬効があるようなものを併用すされる場合は、専門のペット栄養管理士または獣医師にご相談されることをおすすめします。

1-3. おわりに

大きな事故やケガがなくても、肥満や足腰に負担がかかるような段差の上り下り・ジャンプ・フローリングですべってしまうなど、徐々に愛犬を脱臼しやすい骨格構造にしてしまう要因が日常にはたくさんあります。お散歩・運動・遊びなど飼い主様と愛犬にとって楽しい時間も、犬の関節の病気につながる可能性があるということを覚えておかなくてはいけません。この機会に、愛犬の関節に負担のかからない環境づくりについても見直してみませんか。

・フローリングの床にカーペットやマットなどを敷いてあげる。
・ソファーやベッドへのジャンプさせないようにスロープや段差の低いステップ台を置く。
・滑らないように、足裏の毛を定期的にカットする。

ちょっとし工夫で愛犬の体への負担を軽減してあげられます。犬も人間と同じく、歳とともに筋肉の衰えや骨の変形が起こり靭帯も弱くなってきます。愛犬がシニアになってからではなく、快適に過ごすための生活環境は若いうちから整えてあげて体をいたわってあげてください。

跛行の症状には深刻な病気が隠れている可能性があります。愛犬に跛行が見られた場合はご自身で判断をされず、念のため動物病院へ連れて行きましょう。痛みなどの諸症状が出ている場合には早急に受診してください。

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