1. 犬に煮干しを与えるのは危険!?

 

1-1. 犬に煮干しを与えたいけど・・・

最近では各メーカーから犬用の煮干しが発売されていて、「愛犬にカルシウムを摂らせたい」と煮干しを与えている飼い主様が増えていると聞く一方で、巷では「ナトリウム・マグネシウムを多く含むため、食べ続けると尿道結石になる可能性がある」 という話もあり、戸惑われている飼い主様も多いのではないでしょうか?犬に与えて良いもの・与えてはいけないものについて調べてみても、煮干しがダメだとは明記されていません。実際犬用の煮干しが数多く発売されていることから、少なくとも与えていけないものではないようです。ただ、獣医師をはじめとする専門家の意見は「危険ではないけれど注意が必要」と慎重です。なぜ煮干しは注意が必要なのか?その理由が分かれば、自信を持って「与える・与えない」の判断ができますよね。今回お伝えする内容が皆様のお役に立てましたら幸いです。

1-2. 犬にとって煮干しのどんな点が問題になる?

犬にとって煮干しが「与えてよいもの」とはっきり明記されない理由として、ナトリウム・マグネシウム(塩分)とカルシウムの問題があげられます。

【ナトリウム・マグネシウム(塩分)】

塩分の取り過ぎは尿道結石を引き起こすといわれていますが、 煮干しは塩水で茹でて乾燥させることによって作られます。犬は皮膚に汗腺がありませんので人間ほど体内の塩分が消費されることがないため、意識して塩分を与える必要はありません。とくに煮干しの場合は少量与えたつもりでも塩分の過剰摂取になりがちです。

【カルシウム】

普段ドッグフードをメインの食事として与えている場合は、カルシウム不足の心配はありません。カルシウムが適切に体内に吸収されるためには、リン・マグネシウム・ビタミンDなどさまざまな栄養素とのバランスが重要ですが、 その点ドッグフードは必要な栄養素がベストなバランスで配合されています。また、カルシウムの多い食べ物は煮干しだけではありません。たとえば、ひじき・小松菜・大根の葉・パセリといった野菜からの摂取なら塩分の問題も解決されます。

最近、犬の過剰摂取が問題になっています。とくに過剰摂取が問題になっている栄養素が、カルシウム・リン・マグネシウム・鉄・銅・亜鉛・ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ヨウ素・セレニウムです。煮干しには、カルシウム・リン・マグネシウム・鉄・銅・亜鉛・ビタミンDが豊富に含まれています。その中でも最も豊富に含まれるカルシウムは、過剰摂取により骨の形成異常・発育障害・甲状腺機能の低下を引き起こすといわれています。またマグネシウムは、過剰摂取により尿道結石を引き起こすといわれています。

1-3. おわりに

犬にとって煮干しは危険な食べ物ではありませんが、積極的に与えるべき必要な食べ物でもありません。もし愛犬に煮干しを与えたいのであれば、ご褒美がわりのちょっと美味しいものとしてたまに与える程度にした方が良さそうです。その際はペット用または人間用の「無添加・無塩加」の煮干しを選んでくださいね(それでも煮干しそのものに若干塩分は含まれています)。また、青魚にアレルギーがある子もいますので、与えたあと様子をしっかり見てあげてください。丸飲みしないよう与え方にも注意が必要です。

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