目次
1.シーザーのドッグフードはおすすめなのか?
<本文>※1000~1400文字
1-1.シーザーの特徴は?
こちらでは数あるシーザー商品の中から成犬用である『吟選ビーフ』の詳細をお伝えします。
a,成分や原材料は?
原材料は、肉類(チキン、ビーフ等)、ひまわり油、ビタミン類(B1、B5、B12、D3、E、コリン、葉酸)などが使用されています。
成分はタンパク質6%以上、脂質2%以上、エネルギー100gあたり65Kcalとなっています。
b,安心して与えることが出来るか?
リン酸塩、亜硝酸ナトリウム、EDTA-Ca-Naという添加物が使用されています。ウエットフードは水分含有量が多いために腐りやすく保存料や酸化防止剤として使われる添加物ですが、人体にも毒性が懸念されている添加物が使用されているので不安が残ります。
c,グレインフリー(穀物不使用)は?
こちらの商品には穀類の表記はありませんので、穀類は使われていないようです。他の商品には穀類表記のあるものもあります。
1-2.病状・犬種・ライフステージ別に考える
a,内臓系の症状
穀類が入っていない事、ウエットフードという事で、胃腸には負担が掛からないフードとなっています。
b,関節の症状
このフードは健康の子のためのドッグフードとなっていますので、とくに関節や骨にいいとされているものは特別に入っているわけではありません。関節などにお悩みの飼い主さんは別にサプリメントなどを併用する事が望ましいです。
c,皮膚病
犬の皮膚や被毛には良質なタンパク質や脂質が必要です。タンパク質は骨や臓器、そして健康維持のためにタンパク質が必要なのですが、被毛や皮膚に回るのは体中を回って余ったタンパク質とも言われます。こちらの商品はタンパク質が少ないので皮膚や被毛の事を考えたら別途タンパク質を与える必要があります。
d,犬種別
小型犬から大型犬まで対応していますが、ウエットフードは食いつきがいいので、特に食の細い小型犬に向いている商品のようです。
e,ライフステージ
この商品は成犬用となっています。このシーザーは子犬用、成犬用(14種類)、11歳以上(5種類)が販売されています。
f,その他
この商品はメーカーもホームページで謳っていますが、いつもあげているドライフードにあわせて与えるのがおすすめのようです。
1-3.まとめ
評価 2
ウエットフードは食いつきが非常にいい商品です。ですから愛犬は喜んで食べるはずですが、この商品はタンパク質が非常に少ないです。犬にとって必要な栄養素は良質なタンパク質です。ですからこの商品を単体で毎日常用するのではなく、食欲が落ちた時などに普段のドライフードに混ぜて与える方法が必要だと思われます。あとウエットフードの注意点として歯石が付きやすく歯や顎が弱くなりやすいです。
【おすすめのドッグフードをお探しならこちらもチェック】
→ http://www.royal-grey.com/kogataken-osusume-dogfoodranking/