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イタリアングレイハウンドの歴史と魅力
 
 
■歴史をかじる 
 
イタリアン・グレーハウンドは、もっとも小さな視覚ハウンドです。
視覚ハウンドというのは、嗅覚よりも視覚に優れ、
俊足によって狩りをする目的で作られたイヌたちのことをいいます。

  イタグレは、古代エジプト、ギリシア、ローマの貴族にも愛された古い歴史を持ち、中世のドイツやフランスの貴族には、鷹匠によるウサギ狩りで視覚ハウンドとして使役されていました。

 多くの人は、イタグレのことを小型愛玩犬と思われるかもしれませんが、彼らの魅力はそれだけではないのです。ルアー・コーシングやアジリティーで活躍するイタグレを目の当たりにすると、彼らが視覚ハウンドの一員であることが実感できるでしょう。

 また、日本のドッグ・ショーでは、大きなアフガン・ハウンドやボルゾイなどと同じグループで審査されます。大柄な視覚ハウンドに踏みつぶされるのでは、と心配するほど可憐で小柄な彼らが、一歩もひけをとらず堂々と優雅に振る舞う姿には、思わず拍手を送りたくなります。

 
■芸術的フォルム
 
 イタグレは、ボッティチェリなどの画家や彫刻家のモデルになる栄誉に浴してきました。また、アールデコの置物にも彼らを見ることができます。彼らのボディーラインを構成する“S字シェイプ”は、名だたる芸術家の心を鷲づかみにしたのでしょう。

 人はイタグレに対して「バンビのようだ」「ネコのようだ」「ウマのようだ」、いいやアクロバティックな身のこなしは「サルのようだ」と、いろいろな感想を持つようです。こんなに想像力をかき立てる犬種が他にいるでしょうか?

 イタグレは、本当に不思議な生き物です。
個人的には、イタグレの艶のあるサテンのような被毛、それを通した筋肉の雰囲気、すんなりと伸びた足などから「サラブレッドのようだ」と感じています。

  また、サラブレッドの毛色には栗毛、鹿毛、黒鹿毛、青毛、芦毛などがありますが、イタグレの毛色のレッド、シール、ブラック、ブルーは、それを連想させてくれるのです。

 馬主になることは無理でも、イタグレと暮らすことは実現可能。
ウマを飼うことに憧れる“イヌ好き”には、おすすめの犬種だと思います(笑)。

 とにかく、イタグレと暮らすと健康的な生活習慣がつきますし、
私たちは癒されています。


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