1、腎臓病と療法食

今はまだ大丈夫でも腎臓の数値が悪くなってきていたりすると心配ですよね。腎臓は気が付いたら悪くなっていたという事が多いために日ごろから腎臓の負担を減らす事は必要です。病院で療法食へと言われたら絶対に療法食へ切り替えをして腎臓に負担を掛けないようにしてあげましょう。

1-1、腎臓病

犬の3大死因としてガン、心臓病に並び腎臓病が入っています。腎臓病は死に至るとても怖い病気なんです。さまざまな役割をしていますが主な役割は尿を作ることです。血液をろ過し老廃物を尿と一緒に体外に排出する働きをしています。
腎臓は胃や肝臓よりも後ろにあり左右に1つずつあります。腎臓の基本的な機能に損傷がみられても他の部分で補ってしまいます。そのため血液検査などで腎臓機能の低下が分かった時には病気が進行している可能性もあります。そして腎臓は損傷を受けるとほとんどの場合は再生せず、一気に病状が悪化する事もある臓器です。
腎臓機能のうち75%を失うと「腎不全」と呼ばれ、血液のろ過が出来なくなるので尿毒症など死に至る病気の併発などを起こす可能性が高いです。

1-2、腎臓病の療法食

・「リン」を制限する

腎臓病を悪化させる「リン」という栄養素があります。勿論、体にとっても大切なものなのですが、腎臓の病気を抱えた犬は「リン」を排出させることが出来ずに慢性腎臓病を悪化させることがあります。「リン」を制限した療法食を与えた腎臓病の犬は、「リン」を制限しなかった療法食を与えていた犬よりも3倍も長生きしたというようなデータもあるそうです。

・「タンパク質」を軽減する

タンパク質は分解されると老廃物が生じるために、より少ない窒素廃棄物にするために低タンパク食に切り替える事で腎臓に負担を掛けません。

・「塩分」を控える

ミネラルを十分に含む塩ですが、摂りすぎた塩分を分解するのは腎臓だけです。塩分を控える事は腎臓に負担を掛けない上で必要です。

1-3、塩分制限の食事は味気がないため食いつきが悪くなりやすい

腎臓病は味付けが薄く食いつきがあまり良くありません。そして腎臓病は吐き気が出る病気ですので食欲も落ちているケースがあります。腎臓病は発見されるのが遅いので悪化を防ぐ事しか出来ませんが体力をつけなければなりません。
療法食でもドライタイプとウエットタイプがあります。ドライフードを食べないようならウエットフードを試してみましょう。そして食いつきが悪いようならトッピングして食べてくれるように対策を練ってみましょう。
リン、タンパク質、ミネラル(塩分)の少ない食材を選ぶことが重要です。肉は高たんぱくですので控えた方がいいですし、炭水化物のタンパク質は特に老廃物が多く腎臓に負担をかけてしまいます。お魚ではブリやハマチがタンパク質の含有量が低いのでお勧めします。
もしどうしても食欲がないようならシリンジ(注射器の針がないようなもの)などを用意し腎臓病用の療法食をふやかして流動食状にしシリンジで口の中に入れるのも一つです。

1-4、まとめ

犬は高齢になればなるほど腎臓病になりやすいです。最近では犬も長生きしますのでその分、老化による病気が増えているのです。腎臓病はほとんどの場合治る事はなく、悪化を防ぐこと位しかできません。そして食事が一番大きく関わります。愛犬のためを思って病気でなくても塩分の多いものは控え腎臓に負担を掛けない事が重要です。

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