1.犬の目の周りが赤くなるのはなぜ?

アレルギーが原因で目の周りが赤くなることもあるし、眼瞼炎という目の病気が原因で赤くなることもあります。まずは、眼瞼炎について紹介します。

1-1.眼瞼炎

瞼やその周辺が赤く腫れてしまう病気

【原因】

アレルギー性皮膚炎や寄生虫、真菌や細菌に感染して起こる皮膚病などが原因、結膜炎や角膜炎を起こしているわんちゃんが目をこすり過ぎてなることもある。

皮膚炎がもとで眼瞼炎になった場合、瞼以外の部分も脱毛や発疹が起こっていることが多い

【症状】

目の周りが赤く腫れ、腫れた部分の毛が抜ける。しきりに目をこするしぐさを見せる。

悪化すると、湿疹ができ目の周辺がジュクジュクした状態になり、場合によっては膿が出て、化膿することもあります。前足でしきりに目をこするので、前足も汚れてしまいます。

放置していると慢性化することもあり、瞼の腫れている部分が固く腫れるようになります。治療を施せば簡単に治る病気もこうなるとなかなか治らないこともあるそうです。

【治療】

眼瞼炎と診断されたらまずは、瞼の周りを清潔にすることが大事です。アレルギーや寄生虫などが原因でなっている場合は、それらの治療もします。前足でこすったりするので、エリザベスカラーをつけて二次的な炎症を防ぐことも大事です。

1-2.アレルギーが原因の場合

最近は、わんちゃんもアレルギーになることが多くなってきております。特に大変なのが食物アレルギーです。アレルギーはアレルゲンとなる物質を口に入れることで起こるのだが、ストレスが原因でなることもあります。

【アレルギーとなりやすい食材】

ワンちゃんがよく食べる小麦、牛肉、鶏肉、大豆などがアレルゲンになりやすいと言われています。成長や除去食の継続で再び食べられるようになることもあるが、場合によっては一生付き合っていかないといけない場合もある。

【症状に出やすい場所】

目の周り、口の周り、爪先、足裏、耳、背中

  • 抜け毛が多い、顔や目の周り、口の周りなどが赤くなり痒がる。足の裏や指の間をかんだり舐めたりする。などの症状が出ていると注意が必要です。

(【参考記事】→ 症状ごとに違う!犬の目の病気の症状と対策について。

 

1-3.ドックフードの主な原材料

【穀類】

炭水化物が豊富でイネ科の種子及びその加工物。主に重要なエネルギー供給源として利用します。

  • トウモロコシは、繊維が少なく脂肪が多い穀類。必須脂肪酸であるリノール酸を豊富に含んでいるのが特徴。ドライフードの主な原材料として種実を粉砕して利用。また、下部尿路の健康維持に、小麦や大麦と比べリンやマグネシウムが少ないために有効である。ドックフードの主な原材料として使われることが多いため含まれるたんぱく質がアレルギーの原因になることも多い。

 

  • 小麦は、トウモロコシに比べるとたんぱく質が多く、脂肪は少ない。ビタミンB群とビタミンEを豊富に含んでいるのが特徴。製粉したドックフードの主な原材料として利用。また、小麦グルテンは独特の弾性から古くからドライフードの製造に利用されてきている分アレルギーの原因となることも多い。

 

  • 米は、粒のままウェットフードに利用したり、粉砕時に発生するぬかなどの副産物や精白後に形が崩れてしまったコメの破片をドックフードに利用したりする。日本では古くから米ぬかなどが利用されている。米アルブミンと米グロブリンのたんぱく質を含むためアレルギーになる可能性はあるが、比較的アレルゲンぎーの原因にはなりにくい。

 

【豆類】

主にたんぱく質源やエネルギー供給源となる。繊維質源として利用することもある。

大豆は、たんぱく質や脂肪、鉄分、カルシウム、カリウムなどミネラルを多く含む。食用油や豆腐、みそなど様々にこうされている。ドックフードでは、食用油を絞った後の脱脂大豆、おからなどが多く良質なたんぱく質源である。ドックフードの主な原材料として使われることが多いため含まれるたんぱく質がアレルギーの原因になることも多い。特に大豆は加熱をしてもアレルギーを起こす力は弱くならないといわれている。ピーナッツや、そら豆、えんどう豆など豆類は、大豆のアレルゲンとよく似たたんぱく質を持つので要注意である。

【魚類】

主としてたんぱく質源として利用。

  • フィッシュミール

魚類から脂を取り除き乾燥させたもの。栄養価の高い動物性たんぱく質の供給源。必須アミノ酸のタウリン、ミネラル、リジン、メチオニンが豊富である。カルシウムやリン、オメガ3脂肪酸、ビタミンB群が多く含まれている。魚は動物性たんぱく質の供給源であり、他の動物性たんぱく質と比べてもアレルゲンになりにくい素材である。

  • フィッシュエキス

ドックフードをよりおいしくするために使われている。

たんぱく質を加水分解したり、煮汁を濃縮したりして、使用量が限られているので、アレルゲンにはなりにくいと言われている。ただし、すでに魚介類に対するアレルゲンを持っている場合は注意が必要である。

  • マリンコラーゲン

海洋魚が抽出した吸収性の良いコラーゲン。皮膚や関節の健康維持にとても大切な素材がコラーゲンになるが、加齢とともに体内の量は減少していく。ただし、すでに魚介類に対するアレルゲンを持っている場合は、食べない方が良い素材である。

 

【肉類】

  • ミートミール

牛や豚の肉から牛脂やラードを絞った後に乾燥させたもの。良質な動物性たんぱく質源となり、ミネラルやビタミンB群を多く含んでいる。ドックフードの主な原材料として使われているので、含まれるたんぱく質がアレルギーの原因となることも多い。特に牛由来のたんぱく質はアレルゲンになりやすいので注意が必要である。

  • チキンミール

鶏の内臓や肉から脂を除去して乾燥させたもの。嗜好・消化にも優れており、良質な動物性たんぱく質供給源である。メチオニン、リジン、シスチンの必須アミノ酸が豊富である。牛肉同様にアレルゲンとなりやすい鶏由来のたんぱく質を含んでいる。

  • その他の肉

羊肉、鹿肉、七面鳥などが利用されていることもある。どれも、嗜好性に優れており、良質なたんぱく質源である。利用頻度が少ないため、アレルゲンになりにくいとされている。

 

【油脂類】

動物性油脂、植物性油脂、DHA、EPAなど

  • 動物性油脂

牛脂やチキンオイルなどがある。特徴としては、エネルギーの補給に効果が高く、嗜好性が高い。しかし、牛脂に比べると酸化が早いものもある。

  • 植物性油脂

大豆油、亜麻仁油などがある

  • ガンマリノレン酸

リノール酸から生体内で変換されるが、加齢やストレスで変換に必要な酵素は減少しやすいので食事で摂取することも大事。ごく一部の月見草などの植物の種子に含まれる脂肪酸。

  • DHA、EPA

オメガ3脂肪酸で魚油に多く含まれている。皮膚の健康維持など健康な体作りのサポートをする

【種実類】

  • ごま粉末

ごまを粉末状にしたもの。天然の抗酸化作用がある。ストレスなどで発生する活性酸素を除去する

【その他】

  • オリゴ糖

腸内環境を整えると言われている善玉菌の乳酸菌を増やす。

腸内環境を整えることがアレルギー症状の緩和につながることが最近の研究で期待されている。

 

1-4.まとめ

たんぱく質、脂質、ミネラルなどバランスよく含んでおり、尚且つ消化性も優れている全卵を乾燥させた全卵粉末はアレルゲンとなりやすいので注意が必要である。また、皮膚の健康維持にはガンマリノレン酸が特に良い素材である。加齢とともに合成能力が低下するグルコサミンは食事から摂取することで間接の健康維持のサポートが期待できます。食事以外にはサプリメントとしてプロバイオシーエーが注目されています。

アレルギー食としてはロイヤルカナンやヒルズz/dなどがあります。食物アレルギーの場合は何がアレルゲンになっているのかを見つけ、除去することが望ましいです。

【参考ページ】→ 小型犬におすすめ!病気や健康を考えたドッグフードランキング

 

 

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