目次
1、ポメプーについての性質を理解して正しく接すること、しつけと健康管理で無駄吠えは防げる
1-1、ポメプーってどんな性質を持っている?
ポメラニアンとプードルのミックス「ポメプー」。ポメラニアンの勇敢でやんちゃな面と、プードルの賢くフレンドリーな性質を兼ね備えた犬種です。平均約2㎏程度のサイズですが、外見はどちらの性質を強く引き継いだかで大きく違ってきます。ポメラニアンのようなストレート系の毛質を引き継ぐこともあれば、トイプードルのふわっとした毛質が強く現れることもあります。
こうした小型犬は室内飼いされることがほとんどであり、日中は数時間もの間ひとりぼっちでお留守番・・・というケースが珍しくはないでしょう。こうしたことが原因で、さらにポメラニアンの強気で勝気な性質も相まって「無駄吠え」をしてしまうことも多々あります。こうした無駄吠えはご近所さんとのトラブルの原因にもなり得ますし、飼い主にとってもストレスになりますよね。とは言え、この無駄吠えは決して犬に責任があるという訳ではないのです。無駄吠えする犬の心理、また、飼い主さんのしつけに問題がある場合もありますし、なんらかの他の原因で無無駄吠えしてしまっているということも考えられます。どうして無駄吠えしているんだろう・・・そこに、多方面からの可能性を考えてみる必要があるのです。
1-2、ストレスが原因に。
まず可能性として考えられるのが、「犬のストレス」である場合です。散歩が足りない、構ってもらえなくて寂しい、居心地が悪い等など、犬は敏感で繊細な生き物ですから、些細なことがストレスとなってしまいます。コミュニケーションはとれていますか?お散歩はちゃんと行っていますか?ゲージ内はどうなっていますか?そうした点にも目をむけてあげましょう。
1-3、敢えて「無視」するという勇気を持とう。
また、夜間の無駄吠えはある程度「無視」するということも必要です。どんなに吠えても何もしてもらえない、無駄なのだ、ということを理解させる必要があります。吠えれば飼い主が来てくれる、おやつがもらえる、という風に覚えてしまうとなんでも吠えることで要求するようになり、ますます無駄吠えに悩まされることになってしまいますので注意してください。
1-4、体調面からの要因も考える。
他に、体調が悪いということが原因で無駄吠えしていまうケースもあります。急に吠えるようになってしまったのでしたら、排泄物や食欲に変化がないかチェックしてみましょう。また、皮膚トラブルでイライラして吠えるということもありますから、同時に皮膚状態の観察も行うと良いでしょう。
1-5、まとめ・・・
このように、犬の無駄吠えには必ず理由があるものです。特に小型犬は無駄吠えすることで要求することが多々ありますから、その背景にあるものを読み取る努力が必要になってきます。普段からしっかり愛犬の観察を行い、しっかりとした信頼関係を築いておきましょう。ポメプーを始めとする小型犬は吠えることで様々なことを要求してくるケースがあります。ストレスであったり、身体的な不調である場合もあり、一概に「無駄吠えの原因はこれ!」と言い切ることは出来ません。その背景になにがあるのか、普段からしっかりコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことで知ることが出来るのです。