人間が季節に応じて衣替えを行う様に、わんちゃんも毛量・毛質を変化させながら、過ごしやすくなるように自ら衣替えを行います。これは「換毛期」と呼ばれる現象で、ワンちゃんの自然現象の一つです。さて、この換毛期についてここではお伝えしていきたいきます。

 

1.換毛期は年に「2回」がある

多くの犬の被毛は、皮膚を保護する役割を果たすオーバーコート(上毛)、体温調節の役割を果たすアンダーコート(下毛)の2層構造になっているのですが、これらの働きが換毛期に影響を持っているとされています。換毛期は年に2回あると言われており、

【1回目】

温かくなる春先に、硬いオーバーコート(上毛)を増やして、保湿が高いアンダーコートを脱毛させる

【2回目】

秋頃の寒くなると、アンダーコート(下毛)を増やして、オーバーコートを脱毛させる

 

このようなタイミングで換毛期を迎えます。大体1か月間ぐらいかけて生え変わるとされており、また、換毛期が起きるのは、“春と秋の日照時間”と“気温”が関係していると言われています。

 

1-1.換毛期がある主な犬種

なー、オーバーコートとアンダーコートをそれぞれ持つ犬種を「ダブルコート」とよび、オーバーコートのみの犬種を「シングルコート」と呼んだりもします。さて、そんな中ではっきりした換毛期があるのはダブルコートの犬種。四季がはっきりしていたり、寒冷地の原産だったりする犬種に多いです。例えば、日本犬、ジャーマンシェパード、シェルティー、ゴールデンレトリバー、シベリアンハスキー、ポメラニアンなどがそうですね。

1-2.換毛期にあまりブラッシングしないとどうなる?

さて、そんな換毛期ですが、まず換毛期の抜け毛対策はひたすらブラッシングをすることです。換毛期になってくると古い毛が落ちず、体に綿毛のように残ることがあるが、その毛をそのままにしておくと、通気性が悪く皮膚病になることがあります。抜け落ちずに綿毛のように体についてる毛も必ずきちんときれいにとり、ブラッシングも毎日するようにすると良いです。

 

1-3.季節はずれに毛が抜けるのは?

【換毛期のずれ】

最近は、室内で犬を飼っている人が多いため、冷暖房で一定温度に調整された部屋で過ごすことが多く犬が季節感を敏感に感じ取ることができなくなっていると言われています。最近は、夏の暑い時期は散歩には行かないという飼い主さんも多くみられるが、犬に季節の変わり目を感じさせるように、夏でも朝の早い時間に散歩をすることがとても重要なので、夏でも毎日の散歩は行くようにして下さい。また、冷暖房の温度を人間に合わせて極端にしないことも重要です。

【ストレス】

ストレスがかかるような状況があった後に、急激に毛が抜けたり、身体を舐めたり、かきむしったりすることで円形脱毛症のようになることがあります。脱毛自体は一時的なものだが、舐めたりしていると長期化することもあります。

【寄生虫】

ノミやダニの寄生によっても脱毛はおこります。なお、イヌツメダニに感染するとツメダニ症が発症し、背中のフケや赤みがあり、毛が抜けることもあります。ノミは梅雨前後から活発にあっという間に繁殖するのですが、気温が13度以下では活動はしないが、野良猫、住環境の快適化により冬でも寄生・吸血・産卵を繰り返すので、年中注意が必要です。など、ノミ・ダニは、「フロントライン」などを定期的にすることも効果的。

 

【参考:フロントライン】

 

【真菌】

皮膚糸状菌症は、皮膚糸状菌というカビが原因の皮膚病。症状としては、赤みの発疹、円形の脱毛、ふけ、かさぶたなど。顔の周り、四肢、耳によく見られる。免疫力の低い犬が発症しやすい。注意しないといけないことは、人やほかの犬にも感染することです。

【細菌】

膿皮症は、黄色ブドウ球菌が異常繁殖し、症状化した状態のこと。原因としては、大きく分けて「環境面」と「他の疾患がある場合」に分けられる。例外として、突発性膿皮症という原因不明の疾患がジャーマンシェパードにはあります。なお、子犬や老犬、アレルギー体質の犬は、特に注意をすると良いです。また、春先の雨のシーズンや梅雨頃から飛躍的に発生率が日本では上がる傾向があります。

 

 

1-4.換毛期がずれるのはよくないこと?

日本みたいな寒暖差が激しい風土にも適応できるのが、ダブルコートを持っている犬たち。高温で湿気が多い梅雨の時期に、冬毛が残っていると、逆に蒸れて細菌が増殖しやすくなるので、なかなか抜けなかったりすると、皮膚病などのトラブルの原因になりますのでご注意ください。

(【参考記事】→ 犬の皮膚病(皮膚炎)とは?症状・原因・対策について

 

1-5.まとめ

以上、「犬が換毛期に。毛が抜けることでの健康や病気への影響は?」というテーマでお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?ブラッシングは抜け毛対策だけではなく皮膚や被毛の病気の早期発見につながる重要なポイントチェックをすることもできます。また、季節的な換毛は少ないプードル、パピオン、マルチーズ、ヨークシャ、シーズなどのシングルコートの犬が多量に脱毛がある場合はストレス、病気による脱毛症の可能性が高いので、要注意です。ブラッシングは犬とのスキンシップが取れる時でもあります。マメにするようにして下さいね。

 

 

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