1.室内犬で気をつけたい食べ物の問題って?

室内犬でよく聞くのが食べ物に関する問題です。手作り食・ドッグフードに食材をプラスする・ご家族の食事中に愛犬に一口二口おすそわけを与えるなど、ご家庭の習慣はさまざまだと思います。皆様は、犬に食べさせて良いもの・悪いものを知っていますか?私たち人間にとっては害のないものでも、犬にとっては病気になったり最悪の場合は死に至るような場合があります。愛犬のために、犬に食べさせて良いもの・悪いものについてしっかりおさらいしておきましょう。

1-1.犬に食べさせてはいけないごはんの食材って?

【中毒性のあるもの】

●ネギ・玉ねぎ・ニラ・にんにく(にんにくは、少量であればOKという意見もあります)
ネギ類に含まれる「アリルプロピルジスルファイド」という成分が、犬の赤血球を破壊し中毒症状を引き起こします。食べると貧血・下痢・嘔吐・血尿・黄疸・肝臓肥大などの症状がみられます。最悪の場合は死に至ることもあります。

【内臓に負担がかかるもの・消化器官を傷つけるもの】

●エビ・イカ・タコ・カニ・貝類
消化不良を引き起こします。とくに生で食べると、急激なビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。ほかにも、糖質の代謝が滞り乳酸などの疲労物質がたまることで元気がなくなったり、食欲不振・嘔吐・神経症を引き起こす可能性があります。皮膚病を誘発する恐れのある貝類も与えないよう注意しましょう。

●鶏の骨・魚の骨
とくに鯛・鯖などの硬い魚の骨や火を通した鶏の骨は、犬の喉や消化器官を傷つけます。それが原因となり腹膜炎を引き起こし最悪の場合は死に至ることもあります。
硬い骨を噛んでいると歯が折れる危険性がありますので、与えなお方が良いでしょう。

●ソーセージ、ハム
ソーセージやハムなどの加工品は塩分や香辛料が多く使われていて、犬の心臓・腎臓・胃腸へ大きな負担がかかります。

●煮干し・鰹節・海苔・ミネラルウォーター
結石になる危険性があります。煮干し・鰹節・海苔・ミネラルウォーターにはマグネシウムが多く含まれているため、与え続けると下痢・結石・泌尿器症候群などを引き起こす可能性があります。

●熱いもの
犬は熱いものが苦手です。無理して食べようとする子もいますので、危険です。

●牛乳
犬は、牛乳に含まれる乳糖をうまく消化できません(中には平気な子もいるようです)。嘔吐や下痢の原因になりますので、与えない方が良いでしょう。

●たけのこ・しいたけ・こんにゃくなど
消化不良を引き起こしやすいため、食べさせない方が良いでしょう。

犬に食べさせてはいけないものは、このほかにもまだたくさんあります。愛犬に食べ物を与えるときは、飼い主様がちゃんと調べてから、責任をもって与えてあげてくださいね。人間用に味付けをしたものを「ちょっとだけだから」と味見させている飼い主様もいらっしゃると思いますが、香辛料・塩・砂糖など調味料で味付けをした味の濃い食べ物は愛犬の内臓に大きな負担をかけてしまいます。また、調味料以外に調理の過程で使用している材料にも注意が必要です。食材の形が残っていなくても、レトルト食品や加工食品の中にはこれらの食品が含まれていることがあります。加熱しても毒性が消えない食材もありますので、煮汁なども愛犬には与えないでください。ネギ類を切ったまな板で、そのまま愛犬用の食材を切ることがないように気をつけてくださいね。

室内犬の場合注意したいのが来客です。飼い主様がどんなに気を付けていても、お客様が愛犬に食べ物を与えるという場面もあるでしょう。愛犬が「犬に食べさせてはいけないもの」を口にすることがないように、気をつけておかなくてはいけません。一番良いのは、お客様に愛犬に食べ物を与えないようお願いしておくことだと思います。犬は賢いですから、一度でも前例を作ってしまうと「またもらえる」と期待してしまいます。美味しいものを食べることだけが愛犬の幸せではありません。ぜひ食べ物以外で愛犬を喜ばせてあげられることをたくさん見つけてあげてください。

1-2.犬に食べさせて良いごはんの食材って?

私たち人間と犬の適切な栄養バランスは全く違います。毎日手作り食にするのは至難の業ですが、こんな時に便利なのがドッグフードです。犬の生態や習性を研究し開発されたドッグフードには、犬にとって必要な栄養素がベストなバランスで配合されています。愛犬の健康を考えると、ドッグフードを与えるのが最も適しているといえます。もちろん犬に食べさせても良いものはたくさんあります。

たとえば、野菜(ネギ類以外)や果物はビタミンや食物繊維が豊富です。最近は、抗酸化作用があるポリフェノールなど野菜や果物が持つ力「ファイトケミカル」が注目されています。茹でたり蒸したりして与えると良いですね。茹でた場合は、茹で汁ごと与えると栄養素を無駄なく摂れます。生野菜の場合は、お腹をこわしやすいので少量にしてください。果物は糖分を多く含んでいますので、量を考えて与えてあげましょう。ぶどうは、腎臓障害を引き起こしますので与えてはいけません。豆腐や納豆もおすすめです。たんぱく質が豊富でカロリーも控えめ。納豆には豊富なビタミン群・食物繊維が含まれるほか、納豆菌による整腸作用や抗酸化作用が期待できます。

まず飼い主様は、犬に与えてはいけないものについてしっかり知っておく必要があります。愛犬にとって安全だと確証を持てるもの以外は与えないようにしておくのが良いですね。犬には個体差があります。問題がないといわれているものでも、愛犬の疾患の有無や体の状態によっては与えない方が良いものもあります。愛犬の様子を見ながら、いつものドッグフードに少量足してあげたりご褒美がわりに少量を与えてあげましょう。毎日の食事の基本となるドッグフードは、高品質で安全性の高いドッグフードをぜひ選んであげてください。ドッグフードの栄養バランスを崩さないためにも、ほかに食べ物を与える場合は気持ちトッピングする程度にしておきましょう。与える量を間違わなければ、食感や匂いに変化を楽しめて愛犬は喜びますし健康をサポートする効果も期待できます。もちろん、トッピングした分ドッグフードを減らさないと愛犬は肥満への道まっしぐらです。

1-3.おわりに

室外犬に比べて、室内犬は飼い主様が食べ物を与える機会が多く、肥満傾向が強いといわれます。人間にも同じことがいえますが、バランスのとれた食生活になるよう心がけてあげましょう。人間の食生活を基準に考えるのではなく、愛犬にとって必要な食べ物かどうかを考えて適量を与える。大事な愛犬のために正しく食事管理を行ってくださいね。

 

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