目次
1.愛犬を“太らせる”ためのごはん選び
あなたのわんちゃんは、標準体型ですか?痩せていますか?太っていますか?愛犬の健康管理の第一歩は体重管理にあります。今回は愛犬を太らせたいと感じている飼い主さんにお勧めのドッグフードの選び方をお伝えいたします。
1-1.体重が増えない原因
- もともとの体質
- スポーツなどをやっている活動犬である
- 病気、または病み上がりで体重が減ってしまった
- 食が細い
などの理由が主にあげられます。痩せていることは悪いことではありませんが、やはり痩せすぎ、今までの体重から(ダイエット以外で)減ってしまったなどなどは体力面、病気への抵抗力の面などで心配になってきます。
1-2.体重を増やすための食べ物の選び方
いつものドッグフードを食べているのになかなか体重が増えない場合はどのようにしたらよいのでしょうか?
①フードの量を単純に増やしてみましょう
いつものドッグフードの量に対して少しずつ量を増やしてみましょう。ドッグフードを増やした直後はよく犬を観察してあげてください。特に排泄物は健康のバロメーターです。少しでも便が緩くなってしまったら、また少し減らして様子を見ることを忘れずに。
②いつものドッグフードにプラスアルファして何かトッピングをしてあげる
とにかく太るためには、「摂取カロリー>運動量」の図式にしたいのでいつものドッグフードにお肉などをトッピングしてみてください。これは体重が希望に達したらやめてくださいね。ドッグフードは完全栄養食ですので栄養のバランスを考えられて作られています。なので、他のものをトッピングするだけでも栄養のバランスが崩れてしまう恐れがあります。なので、希望の体重に達したら、またドッグフードのみの生活に戻してあげてください。
③活動量を減らす
簡単に言うと運動量を減らして消費カロリーを少なくするという方法です。体の為には適度な運動が必要ですが、飼い主さんの中には愛犬を太らせるために実施している方もいらっしゃる方法です。体重が希望体重になりましたら、適度な運動を取り入れてあげてください。
④カロリーの高い子犬用や運動量の多い子専用のアクティブ犬用の高カロリー、高栄養素のドッグフードに切り替えてみる
基本的に人間同様、太りたい場合は食事の際にとる「動物性の脂肪分」を増やせばよいです。馬肉のような赤身はとても筋肉を作るには良いのですが、それだけではなく、時にはカロリーを上げるために、鳥のモモ肉や牛脂、牛バラ肉など脂肪分の多いお肉をあげてみるのです。しかしながら油分の多い食事はどうしてもお腹が緩くなることがあるので、一気に増やさずに少しずつお肉の量を調節することが大切です。
⑤おやつを高カロリーのものにかえる
おやつを果物や炭水化物の塊であるクッキーを与えてみるのも太りやすくなるので、体重が増えるにはもってこいです。果糖はそのまま体に吸収されるので脂肪へ変わりやすいといわれています。
以上のことを実施すると、だいぶ、摂取カロリーが増えるはずですので、犬が太りやすくなります。とくにドッグフードを選ぶ際は、高カロリーで高栄養素のものを選ぶことをおすすめします。子犬用のドッグフードは栄養価が高いので体重を増やしたいわんちゃんには本当におすすめです。ドッグスポーツなどをしているアクティブ犬専用のドッグフードもカロリーが高いのでよろしいでしょう。でも、ご希望の体重まで達したら、いつも食べているドッグフードに戻して適度な運動も入れてあげることを忘れずに。栄養のバランスと適度な運動は健康の基本です。
1-3.おわりに
今回は、ご自分の愛犬を太らせたいと思っている飼い主さんにお勧めのドッグフードの選び方をご紹介いたしましたがいかがだったでしょうか?体重管理は健康のバロメーターです。ふえすぎても痩せすぎてもいけません。日頃の健康管理は食事と運動のバランスがとても大切です。それができるのは飼い主さんだけですので、愛犬の健康のためにぜひとも、体質や、体調にあったドッグフード選びをしてあげてください。
【参考ページ】→ 小型犬におすすめ!病気や健康を考えたドッグフードランキング