1.子犬の時期だからこそ低血糖に注意を!

低血糖症は犬にとってとても深刻な症状です。最悪の場合、死に至るケースもあります。中でも子犬に多くみられる低血糖症も存在ます。子犬のうちは飼い主もどうしたらいいかわからないことも多いと思います。是非、子犬を迎えたばかりの方にも読んでもらいたいコラムです。

1-1.犬の低血糖とは

犬の低血糖症とは、血液中の糖分が少なくなることで、栄養補給が不完全になる状態のことです。低血糖症になると、ぐったりする/けいれんを起こす/下半身が動かなくなる/意識を失う/失明するなどの症状が合わられます。
この低血糖症の原因としては下記の場合が考えられます。

①子犬の場合
②成犬の場合
③老犬の場合
④糖尿病を抱えている場合

今回はこの中でも特に「①子犬の場合」に注目してみましょう。

1-2.子犬の低血糖症とは

子犬の低血糖症は飼育環境が変わったことによるストレスがきっかけです。大半の場合、飼育開始から1週間以内に発症し、動物病院に行くことが多いようです。このような子犬に共通していることとして下記のことが挙げられています。

  • 生後2か月前後か、それより幼い子犬の場合
  • 小型犬種の場合
  • 手元に来るまで、親や兄弟とは離れ、個別のケージで飼育されていた場合
  • 家に来てからケージの外で過ごす時間が長いか、またはフリーで生活している場合
  • 眠っていても物音ですぐに起きるような子犬の場合

小型犬種には怖がりが多いとされています。特に、生まれて間もない子犬を親や兄弟から離して個別のケージで飼育していると、外の環境や物音に触れる機会が減り、さらに臆病な性格になってしまいます。その結果、生活環境が変化したことで緊張してなかなかご飯を食べず、空腹になったり、内臓障害によって栄養吸収の悪化が起こり、低血糖症を引き起こす場合があるのです。

 

1-3.子犬の低血糖症の症状と対処法

子犬の低血糖症の場合、今までは元気よく食べていた犬の食欲が突然低下したり、寝てばかりいるなどの症状が出始めることが多いです。下痢や嘔吐が先に現れる場合もありますが、最初は「なんとなく元気がなくなった、食欲がない」程度のものです。

この些細な変化を見落とすと、意識喪失や低血糖症の痙攣などが起こり、ここまでいくと救命が難しくなる場合があります。特に子犬の場合は、ちょっとの変化でも見落とさずにすぐに動物病院で獣医師の先生に診てもらうことが必要です。

では、子犬が低血糖症になってしまった場合、どのような対処を行えばよいのでしょう?
一番大切なのは糖分の補給です。具体的には、ブドウ糖溶液を与えることで血糖値を正常に戻します。ただし、チョコレートは決して与えてはいけません。また、もし意識を失ってしまった場合は、応急処置として急いでガムシロップを頬の内側に塗り付けるとよいでしょう。そのまますぐに獣医師さんのもとへ連れていき、適切な処置をしてもらいましょう。

 

1-4.まとめ

上記3つの章で紹介してきたように、子犬の場合は低血糖症になるとあっと言う間に症状が進行し、命を落としてしまう可能性もあります。そのためにも、子犬を家に迎える場合は、しばらくの間細かく様子を観察するようにしましょう。
特に臆病の犬に多いとされていますが、だからといって、あえて静かに暮らす必要はありません。むしろ少しでも早く新しい環境に慣れることが大切なので、普通の生活を心がけましょう。
ただし、子犬のためにケージなどを用意し、疲れた時にはゆっくり休める場所を準備してあげるとよいでしょう。大切な愛犬が低血糖症にならないためにも、愛犬の要するはつぶさに観察しておくことがとても大切です。

 

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