1.犬にも冷え性はあるの?対策と予防を正確にしよう
1-1.犬の冷え性について
冷え性に苦しめられている「人」は良く聞く話ですが、実は“犬にも冷え性がある”ことをご存知でしょうか?主な状態としては
- 肉球が冷たい
- 常に震えている
- 歯茎の色が白い
などの症状が現れます。
特に注目して欲しいのが「身体が震える」という点。
「愛犬が病気かも!ぶるぶると震えているなら注意です!」の記事でもお伝えしましたが、犬の震えにはストレスや病気の前触れなども考えられることが多いのですが「冷え性」である可能性は見逃されがちです、注意してくださいね。
なお、そもそも飼い犬は寒さに強いと動物と思われていますが、犬種によって寒さに弱い犬もいますし、室内飼いで温かい気温になれたために、寒さを感じやすくなっているワンちゃんのいますので、一概に寒さに強い、とは思いこみ過ぎない様にしましょう。
1-2.冷え性対策・予防策【具体例】
室内温度の調整
さて、そんな犬の冷え性ですが解消すべく第一にオススメするのは、普段の生活環境における「温度」を暖かくすることです。設定温度を高くして冷え性対策の一環としてケアしてあげて下さい。また、ペット用の暖房器具を用意するのももちろんおすすめです。ただし、あまり暑すぎると逆効果になる場合がありますのでやり過ぎない様に様子を見ながら取り組んであげて下さいね。
運動
次に運動すること。日々の散歩イメージしてあげて下さい。寒いとどうしても外に出るのが億劫になってしまうこともありますが、運動をして体の代謝を良くすることで冷え性対策の一環となりますのでぜひおすすめです。ただし、運動をさせるために外に連れて行く、といった際には“寒すぎる”という状態だけは避けるようにしましょうね。
食材
食材の面からもケアできます。身体を温めることが出来る食べ物を普段の食べ物にプラスして与えてみて下さい。具体的にはラム肉・レバー・鮭・タラ・エビ・玄米・納豆・イモ類・カボチャ・ニンジンなどがおすすめです。ですが、ワンちゃんに与える食材には危険な(注意すべき)食材もあるので、食材選びには注意してあげて下さいね。
【参考】
1-3.まとめ
以上、「犬の「冷え性」は命の危険も!?その症状と治療法とは?」というテーマでお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?上述したように犬の冷え性は見逃されがちです。ですが冷え性は冷え性だけにとどまらず別の病気を誘発する危険性もはらんでいます。呼吸器系・低体温症・関節系や泌尿器系の疾患・関節症、などなど。このようなトラブルを引き起こしてしまう可能性があるんです。だからこそ普段から愛犬とのコミュニケーションをとって、普段と違うそぶりを見せた時に、すぐ察知出来るようにしておきましょう。
少しでも愛犬と飼い主さんが長く健康的に過ごせるように、この冷え性対策の内容が参考になれば幸いです。