1. 犬に残飯食を与えてはいけない2つの理由!

人間の残飯食を当たり前のように犬に与えていた時代もありました。最近ではドッグフードが主流となり、犬に残飯食を与える飼い主様は少なくなってきています。皆様は、愛犬に残飯食=ご飯の残り物を与えていますか?「毎日同じ味のドッグフードではかわいそう」「いろいろなものを食べさせてあげたい」「欲しがるから」と与える理由はさまざまだと思いますが、それは本当の優しさなのでしょうか?愛犬の健康を考えるなら、残飯食を与えることはおすすめできません。では、犬にとって残飯食の何が問題になるのでしょうか。

【理由1】残飯食には犬が必要としない「調味料」が入っている!

犬の味覚細胞は人間の6分の1しかありません。また感じることのできる味覚は限られていて、食べ物のうま味というのはほとんど感じることができません。食感や嗅覚で食事を楽しむということはあるようですが、犬が勢いよく食べる本当の理由は、毎日が生きるか死ぬかのサバイバルだった野生の頃の「とにかく目の前にある食べ物を食いだめしておこう」という本能が強く働くからだといわれています。「毎日同じ食べものではかわいそう」と心配されるのは、飼い主様の思い込みなのです。

人間の食べ物には香辛料・塩・砂糖など調味料で味付けがしてありますが、これらは犬にとって不要なものです人間でも味の濃い食べ物は内臓に負担をかけてしまいますが、もともと必要としない犬ならなおさら体に大きな負担がかかることはいうまでもありませんよね。犬は味覚が鈍いため、濃い味付けをした残飯食を美味しいと勘違いして食べてしまいます。よほど残飯食を大量に与えない限りいきなり中毒症状を起こすようなことはありませんが、場合によっては嘔吐・下痢を引き起こすことがあります。ちょっとだけのつもりでも、大抵は犬の許容量を超えています。最初は比較的症状も軽いため考え方が甘くなりがちで、そのせいで深刻な状況に気づきにくくなります。残飯食を与えていると、将来的にいろいろな病気で愛犬に辛い思いをさせてしまう可能性があるのです。

皆様もご存知のとおり、犬には「食べてはいけない食べ物」があります。調味料以外に調理の過程で使用している材料にも注意が必要です。レトルト食品や加工食品の中には形として残っていなくてもこれらの食品が含まれている場合があります。加熱しても毒性が消えない食材もありますので、煮汁なども犬には与えないでください。

【ねぎ・玉ねぎ・にら・ニンニク(少量であればOKという説もありますが)】

犬の赤血球を破壊する物質が含まれていて、食べると貧血・下痢・嘔吐・血尿・黄疸・肝臓肥大などの症状を引き起こします。

【エビ・イカ・タコ・カニ】

消化不良や急激なビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。

【ソーセージ、ハム】

ソーセージやハムなどの加工品は塩分や香辛料が多く使われていて、犬の心臓・腎臓・胃腸へ大きな負担がかかります。

【煮干し・鰹節・海苔・ミネラルウォーター】

結石になる危険性があります。煮干し・鰹節・海苔・ミネラルウォーターにはマグネシウムが多く含まれているため、与え続けると下痢・結石・泌尿器症候群などを引き起こす可能性があります。

【鶏の骨・魚の骨】

特に火を通した鶏の骨は縦に割れて刺さりやすく、犬の喉や消化器官を傷つける可能性があります。鯛や鯖などの硬い魚の骨も危険です。

【熱いもの】

ネコ舌は猫だけではありません。犬も熱いものが苦手です。無理して食べようとする子もいますので、危険です。

このほかにも残飯食には犬に食べさせてはいけない食材が使われていることが多く、リスクがあるものをわざわざ愛犬に与えるようなことはやめておきましょう。

【理由2】残飯食は犬のわがままを助長させる!

残飯食は犬にとって毒にもなってしまう危険な食べ物ですが、犬にはそんなことは分かりません。犬はもともと食べものに対する興味が強く、とくに飼い主様の食べているものが気になって仕方がないのです。また刺激が強く匂いや食感にも変化のある残飯食を、とっても魅力的な食べ物と認識するでしょう。与えることが習慣になってしまうと、そのうち主食となるべきドッグフードを食べなくなるかもしれません。ドッグフードは、犬にとって必要な栄養素がベストなバランスで配合されている総合栄養食です。毎日の食事の基本はドッグフードです。自分たちの食事と同じ食材を愛犬が食べる姿を見るのは嬉しいものですが、どうしても手作り食をプラスしてあげたいときは、人間用とは別に「犬が食べても良い食材」を「味付けなし」で「安全な調理法」で作ってあげる必要があります。その場合は毎食ではなくたまに、ごく少量を与えてあげるようにしましょう。「食べたいものを食べさせる」クセをつけてしまうと愛犬のわがままを助長させることにもつながり、しつけの面から考えても良くありません。

おわりに

愛犬は大事な家族の一員です。つい擬人化してしまう飼い主様もいらっしゃるようですが、人間と犬は違う種類の動物だということを理解しましょう。私たち人間の体には問題のない食べ物が愛犬の体に害を及ぼすこともあります。人間の食事を犬に与えることは危険なのです。飼い主様は愛犬の命を預かっているということを忘れないでくださいね。愛犬の健康を願うなら、残飯食は与えないようにしましょう。万が一のときに一番辛く苦しい思いをするのは愛犬です。愛犬にとって「食べても安心なもの」をどうか与えてあげてください。

 

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