1.去勢手術後の肥満ケアを。

去勢手術は雄犬の生殖機能を無くすことで、望まない妊娠を防ぐメリットがあります。しかし、去勢によって雄犬の体内にどんな影響があるのかを知らずに普段通り生活していると、「肥満」になってしまいます。
そこで、なぜ肥満になりやすいのかを見ながら、その対策について考えてみましょう。

1-1.去勢について

雄犬の生殖能力が完成する時期は約生後1年後とされています。個体差はありますが、一般的に小型犬より大型犬の方が生殖能力完成までに時間がかかるとされています。
また、雄犬には発情期がなく、発情中の雌犬がいると、雌犬の匂いに誘われて雄犬はいつでも交尾することができます。その雌犬の匂いは半径2キロメートル圏内の範囲に及ぶとされています。
その為、望まない妊娠を防ぐために、1歳になる頃に去勢を決め、去勢手術をする雄犬も多いでしょう。

1-2.去勢手術後の雄犬が肥満になる理由

去勢手術後の雄犬が肥満になる一番の理由は「生殖に必要なエネルギー消費量が減り、基礎代謝が落ちるから」とされています。
その為、手術前と同じ量のフードを与えていてはカロリーが多すぎてしまい、肥満になってしまうのです。

1-3.肥満予防のために「ボディコンディションスコア」と「定期的な体重測定」を活用しよう

ボディコンディションスコア(BCS)というものをご存知でしょうか?ボディコンディションスコアは愛犬を横や上から見て、実際に手で触れながら肋骨や腰骨にどの程度お肉がついているかを確認し、飼い主自身で測定することができるものです。5段階評価することができ、「スコア3」が理想的な体重。その上の「スコア4」「スコア5」が肥満に当てはまります。
このボディコンディションスコアとともに、数値として「目標体重」を設定し、定期的に体重測定をすることで肥満対策をすることができます。
具体的な体重は獣医師に相談するほか、ボディコンディションスコアがスコア4の犬なら現状の体重から10〜15%の減少、スコア5の犬なら現状の体重から20〜30%の減少を目指します。

1-4.「食事」で肥満をコントロールしよう。

体重を減らすための基本的、かつ最善の方法とされているのが「食事量を減らすこと」です。普段のフードの量だけでなく、間食として与えるおやつの量も含めた1日の総食事量をきちんと管理することが大切です。フードも、与える量を減らすほか、低カロリーのフードを取り入れるもの良いでしょう。
また、食事の与え方も工夫することができます。食事をとることで消化吸収のためのエネルギーロスが発生するため、食事回数が多い方が脂肪の蓄積を防ぐことができます。できる範囲で食事を与える回数を2〜4回に増やすとより太りにくくなります。

1-5.散歩や運動で楽しくダイエットをしよう。

体重減量には運動量を増やすことも大切です。
急激な運動をしなくても、普段の散歩に少し負荷をかけるだけで効果が期待できます。例えば・・・
*1回の散歩の距離を長くする
*散歩中にボール遊びを取り入れる
*坂道や階段などのコースを取り入れる
ただし、犬の様子を見ながら、疲れている場合は休憩してあげましょう。さらに、ダイエットは楽しくないと続きません。ダイエットしている犬のみならず、飼い主自身も一緒に楽しめる方法が良いでしょう。
また、肥満度が高い犬の場合は心臓への負担が心配ですので、獣医師の先生と相談しながら運動量をコントロールしていきましょう。

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