1.犬の血液検査はどこまでわかるのか

1-1.犬の血液検査で分かる事は?

人間と同じく、犬にも血液検査が行われることがあります。ペットの血液検査において、血中に含まれているものの数値を把握することにより、どのような病気の心配があるのか、生活習慣の改善する部分はどこなのかという事がある程度わかります。
では主にどのような事がわかるのかということですが、貧血状態ではないか、脱水症状を起こしていないかといった事から、感染症を引き起こしていないかという事もわかります。
白血球の数値を調べる事により、炎症が起こっていないか、壊死が現れていないかという事をチェックできます。
例えば白血球の場合、犬の正常値は5.7から16.3程度と言われていますが、この数値より上回っている場合、体のどこかで感染を起こしていたり、炎症がみられたりする事があるのです。
また、感染症を起こしている時も、血液液検査をより細かくおこなう事で調べ上げる事が可能となります。
また、犬の血液検査でみられる数値の一つに「ALP」というのがあります。この数値も検査の際には注目されますが、ALPの数値が高いと肝臓の病気や骨に異常を起こしている可能性があります。
血液検査で数値に異常がみられた場合、獣医の指示に従い、飼い主の方が改善を試みなければなりません。

 

1-2.ALPって一体なに?なぜ数値が高くなる?

血液検査の中でみられる「ALP」という数値についてですが、これは別名、アルカリホスファターゼとも言われます。この働きとしては、酵素の力でリン酸化合物を分解するという事が行われます。
このALPの数値が高くなるのには理由があります。肝臓系、骨、小腸や胎盤などにALPは多く含まれている特徴がありますが、これらの部位に負担かがかかっていたり、損傷がみられたりすると数値が高くなるのです。
ただ、血液検査を行い、自分の目で数値をみられたとしても、どれくらいが正常値か分からなければ高いかどうかも確認できません。
ALPの正常値は20・50 U/lくらいの数値が正常で、この振り幅より大幅に上回っている場合、異常が疑われます。対して下回っている場合にはさほど異常があると言われる事もないとされています。

 

1-3.ALPの数値が高いときの病気

血液検査で分かる内容、そしてALPの意味がわかれば、次に気になるのは実際にALPの数値が高いとき、どのような病気が起こるのかという事です。
まず肝臓に病気を起こしやすくなるのですが、肝臓の生成する胆汁には消化酵素が含まれ、そこにはALPも含まれています。
胆汁は堪能に移動し、胆管を通じて小腸へ行くのですが、堪能から小腸へしっかり胆汁が移動できないと、血液の中に流れこみ、ALPの数値が高くなります。
胆汁が流れなくなっている原因として考えられるのが「胆石症」「胆管のガン」「胆汁性肝硬変」「レプトスピラ症」「トキソプラズマ症」などがあげられます。
また、先ほど骨の病気も考えられると述べましたが、こちらは「骨腫瘍」「副甲状腺機能亢進症」「上皮小体機能亢進症」「くる病」などが考えられます。骨芽細胞にはALPが骨を作る事に関係するため多く含まれているからこそ、数値として現れやすくなるのです。

 

1-4.まとめ

ALPの数値が高いと、肝臓系や骨に関連する病気を起こしている心配があります。大切なペットの事を考えるのであれば、定期的に血液検査を行い、早めに体の異常を見つけてあげるのが良いのではないでしょうか。

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