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1.腰痛について

ちょっとしたぎっくり腰やヘルニアなど様々な腰痛があります。頸椎や脊髄、関節などへ徐々に負担が蓄積し腰痛を起こすこともあります。日頃からの予防、早期発見、早期治療が大切になります。

1-1.腰痛の症状

  • 歩き方がおかしい
  • すぐに立ち上がれない
  • 階段などにのぼれない
  • 散歩に行きたがらない。
  • 腰が引ける
  • トイレに時間がかかる
  • 腰回りを触られることをいやがったり、抱き上げるときに痛がる

歩き方や動くときの動作で下半身に違和感を感じた場合は、一時的なものなのか、頻繁に起こしているものなのかも含めて注意深く観察する必要があります。

 

1-2.腰痛の原因

  • 肥満
  • 首、背骨、足、関節などへの負担
  • 頸椎や脊髄の異常
  • 筋肉の衰え
  • 加齢

運動の仕方によって、足腰への負担に逆になってしまったり、長年の何気ない習慣が腰への負担となり徐々に蓄積され腰痛として現れることも多い。若いときには問題がなくても歳をとるにつれ、筋肉が衰え症状として現るケースも多い。

 

1-3.ヘルニア

犬も人間同様にヘルニアがあります。発症率の高いヘルニアというと、さいヘルニアというデベソのようなヘルニアとやわらかいふくらみが足の内部分にできるそけいヘルニアです。これらのヘルニアは、生後間もない子犬の頃からすでに小さき突起があるので症状がわかる場合も多く避妊去勢手術の時に同時に処置をすることも多いです。

痛みを伴わないので、若い間は犬も飼い主も気になることは少ないが、高齢期になると筋肉のゆるみと同時に突起が大きくなり、内臓器官への負担を増す。そのため、早めの治療がおススメである。

【参考】→ ミニチュアダックスの椎間板ヘルニア予防におすすめのフード選びで大切なことは?

 

 

 

【椎間板ヘルニア】

最も負担の大きいヘルニアと言われている。強い痛みを伴ない、悪化すると自立歩行も困難になる。原因は、生まれつきの骨格の場合もあるが、過度の肥満、フローリングでの生活、運動不足など生活習慣が最近では多くなっている。ダックスやコーギーなど胴長短足は非常に罹りやすい。自然治癒を望めない病気であり、ダイエットや運動制限だけでは症状を完治することはできません。

初期段階ではステロイドを使うこともあるが、手術をすることで治療は可能です。手術の平均費用は20~40万円と言われています。術後はコルセットを使用し、状態が安定するまでの長期間リハビリが必要となります。このリハビリ期間に適性の体重に近づけることも重要になってきます。

予防としては、ダックスなどの罹りやすい犬種は、幼少期からの食生活、運動量の十分な注意はとても大切です。また、フローリングは滑りやすくとても不安定で危険なので滑らないように工夫を必ず行うなど生活環境にも十分な注意をすることが大事です。

 

1-4.股関節形成不全

先天的に太ももの骨と骨盤とを結合する股関節の形が異常な状態のこと

【原因】

  • 遺伝

股関節形成不全の7割が遺伝的要因で、3割は環境要因と言われている。股関節形成不全同士の親犬の場合は、高確率で遺伝する。

【発育期の環境】

生後60日の間は骨が急速に成長する。この間に、股関節に対してどのような力が加わるかということが骨盤の形成に影響していることが最近分かってきた。肥満や物を引っ張らせるなどの過度の運動を行うと異形成を起こしやすいと言われている。

【大型犬、超大型犬】

性別による発症頻度の差はないが、圧倒的にラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバー、ジャーマンシェパード、ロットワイラー、入ファンドランド、レオンベルガー、バーニーズマウンテンドッグ、セントバーナードなどの大型犬、超大型犬が罹りやすい。

【症状】

  • 散歩を嫌がる
  • 歩くときに左右に腰が揺れる(モンローウォーク)
  • 走るときにウサギのように両足で飛び跳ねる(バニーホップ)
  • すぐに座りこんでしまう
  • ちゃんと座れず、足を崩して座る

【治療法】

  • 安静治療

症状が軽く、犬がまだ成長期の場合は、安静にすることが治療、悪化の防止になる。肥満にならないように食事量に気を付け、運動は軽めに抑え、股関節が正常に成長するのを待つ

  • 内服治療

慢性的な痛みを訴えることは少ないので、痛みが現れた時に痛み止めの投与などで症状を一時的に抑えることができる

  • 外科治療

内服治療を行っても効果が見られない場合は手術することもある

1-5.まとめ

股関節形成不全や椎間板ヘルニア、遺伝的に関節疾患になりやすい犬種などは、フローリングなど滑る床の場合は、滑らないようにマットやカーペットを敷くなどして工夫をしましょう。肥満にならないように気を付ける。運動不足にはならない程度に過度の運動は避ける。負担のかからない運動として、プールや川などでの水泳があります。食事にも気を付け肥満にならないようにすることは飼い主ができる予防です。また、股関節形成不全の一番の予防法は、股関節形成不全の犬を繁殖に使わないことです。両親が股関節形成不全でない場合は、子犬に疾患が発症する確率は約7%程度です。子犬を飼うときは、信頼できるブリーダーから買うことも1つの方法ですよ。

 

 

 

 

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