1.愛犬の便の色がおかしい場合は何が考えられる?

犬の便はかりんとう状で茶色が普通です。食べているフードによって茶色でも黄土色っぽいものから焦げ茶色に近いものまで変わりますが問題はありません。下痢でなくても白や赤、“黒い便は異常”です。下痢ではなくても何からの異常が起きているから普通の便とは違うのです。

1-1.犬の便

犬は食べ物を食べると、「口→胃→十二指腸→小腸→大腸→直腸→便」このように食べ物は動いていきます。
食べ物は食道を通り胃に運ばれます。胃液で柔らかくなった食べ物は食後2時間から3時間で十二指腸に送られ、膵臓や肝臓から送られた膵液や胆汁などで消化されます。ここで必要な栄養素は消化されたものは小腸に送られて栄養として吸収されます。単糖やアミノ酸などは血管に入って肝臓まで運ばれます。残りの消化されきれない食べ物のカスや老廃物は大腸へ送られます。大腸ではミネラルや水分などの吸収がされて残りが固くなって直腸を通り便として排出される仕組みです。

1)白い便

膵臓、肝臓、胆管系の病気の可能性があります。
膵臓から消化酵素が出ていないか、肝臓か胆管系の異常で胆汁が正常に出ていない為に脂肪分がそのまま出てしまっているケースが考えられます。こちらもすぐに病院に行くべきです。

2)赤い便

便に血が混じっている状態です。血が出てからまだ間もないために赤い色を保っています。大腸や直腸、肛門などからの出血が考えられます。便の周りに鮮血がついている程度なら、切れ痔などの原因が多く、1度限りでは様子をみても問題ないと思いますが、便の中まで赤かったり、血便が続くようなら病院に行くことが望ましいです。赤いトマトジュースのような下痢便の場合は緊急を要しますのですぐに病院に行く事が必要です。(【参考記事】→ 犬のうんちが赤い!?これはごはんのせい?血?病気?対処法は?

 

3)黒い便(タール便)

出血が起こっていて、出血部分から便として排出されるまでに時間が掛かっているために血が黒ずんで見えているのです。胃や十二指腸、小腸などで出血が考えられます。ただ、生肉やレバー、鉄剤、輸血などを与えた場合もタール便が出る事があります。ただ、生肉やレバーは少量を与えている限り黒い便にはなりません。胃や十二指腸、小腸などの出血は危険信号なのですぐに病院へ行く必要があります。

1-2.まとめ

愛犬の便は当然、飼い主さんが毎日処理していると思いますが、便は犬の健康のバロメーターです。元気で食欲があっても便に異常が現れる事はあります。犬は喋れない分、毎日チェックしてあげる事が必要です。動物病院に行くときは便を丸ごとは必要ないですが、少し持っていくと説明がしやすいですね。

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