1.プードルに多い病気について
トイプードルはここ数年人気トップ3に常にランクインするほど人気の高い犬種です。その愛らしいもこもことした容姿と、賢さが人気の秘密のトイプードルですが、実は涙やけや皮膚トラブルなどを起こしやすい犬種でもあります。また、その他にも様々な病気にかかるリスクを伴っていますから、きちんと理解した上で対処、飼育していくようにしましょう。飼い主さんがしっかり向き合い、日ごろから気をつけていれば防げる病気もたくさんありますから、きちんと学んでおく必要があるのです。
1-1.人気のトイプードル、涙やけや皮膚トラブルに気をつけて
トイプードルに多い病気はなんといっても「涙やけ」や「皮膚トラブル」でしょう。これはトイプードルに限らず、小型犬全般に共通して言えることでもあります。
【参考】
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まず、涙やけは、涙がたくさん流れることでバクテリアが繁殖し、目の下が赤茶色く変色してしまうことをいいます。これはホウ酸液や専用のローションで拭き取ることで解消できますが、「良質なドッグフードに変える」ことで改善する場合が多くあります。普段食べさせているドッグフードに穀物が含まれていないかどうかを確認し、穀物不使用のものと変更してみましょう。同様に、皮膚トラブルもフードを変えることでだいぶ改善するケースが多いようです。
1-2.他にもまだあるトイプードルがよくかかる症状は?
また、「外耳炎」もトイプードルに多い病気のひとつ。これは、垂れ耳の犬種に多く見られます。耳を掻いたり、首を振ったり、耳から異臭がしてきたら外耳炎の可能性があります。定期的に耳を拭いたり掃除してあげることで予防できますし、早期発見にも繋がります。
他にも、「バテラ膝蓋骨脱臼」にもなりやすく、これはプードルの足の構造自体が脱臼しやすい構造になっているからです。滑ったり転んだりしないような環境を整えてあげたり、体重の増加に気を付けてあげることで予防できるでしょう。
このほかにも様々な病気のリスクを抱えているのがプードルですが、そのほとんどは飼い主さんの早期発見と予防が重要になってくるものです。毎日きちんとスキンシップをはかり、愛犬の健康管理に努めてあげてください。
1-3.まとめ・・・
プードルに限らず、命あるものは必ず様々な病気、怪我などのリスクを抱えているものです。これは動物だけではなく、人間にも同様のことが言えますね。大切なのは早期発見と早期治療。そして、出来るだけ予防に努めるということ。毎年のワクチン接種は最低限の義務ですし、飼い主として、愛犬の健康維持のために努力することはとても重要なことなのです。
ご自分の愛犬の特徴を把握し、どんな病気にかかりやすいのか、どんな環境に弱いのかなどをしっかり覚えておくようにしてください。そして、少しでも「あれ?おかしいな・・・」と感じるようなことがあった場合はかかりつけの動物病院の獣医師さんに相談するようにしましょう。飼い主さん次第で、その子の健やかな生活と健康は守られていくのだということです。
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