目次
1、ダックスを下痢から守るために大切なこと
ダックスを代表とする小型犬は消化器官が短いという特徴があるため下痢を起こしやすい傾向にあります。
下痢の原因のほとんどは食事によるものです。口にしたものが下痢として出る訳ですから当たり前ですよね。中には腸炎などの感染症によって下痢が起こるケースもありますが、その場合は病院で処方してもらえば治ってしまいます。ですが、慢性の下痢の場合はそうは簡単に治りません。
毎日の食事の質が悪いと消化器官のどこかしらに異常が起こって慢性の下痢となり、やがて重い病気を患いやすくなってしまいます。下痢は病気のサインとしっかり受け止めて正しい食事の知識を身に付けて健康なダックスちゃんにしてあげましょうね。
1-1、下痢に効くと言われる高繊維の食事は必要?
下痢に良い食事と聞くと高繊維の食事と思われる方が大半だと思います。たぶん消化の良いと謳っているドッグフードがたくさんあるせいだと思います。
高繊維の食事は大腸にある余分な水分を吸収できるので便が硬くなって通じが良くなるのは事実です。ところが、実際は高繊維のドッグフードは穀物の量が高い傾向にあるため、犬がもっとも必要とされるたんぱく質を十分に取り入れることができません。
また、米、小麦、コーンなどの穀物類ばかりの食事を食べ続けるとダックスなどの小型犬には消化にすごく負担が掛かるため、長い目で見ると免疫系を弱めて重い病気を患いやすい体質になってしまいます。
手作りごはんで食物繊維を摂るなら消化不良を起こしにくい野菜類か芋類を適量だけ食べ与えるようにしてください。ドッグフードなら良質なたんぱく質が含まれるお肉を主原料として、野菜や芋類がバランス良く配合されたものを選ぶようしてあげましょう。
1-2、下痢に効くおすすめのドッグフードの選び方は?
先述した消化器官に負担の掛かる穀物類を主原料としているドッグフードは非常に多く出回っています。消化に良いというのは表面上の話で、逆に多すぎると消化不良を起こして臓器機能が低下してしまいますよ。
もし普段から与えているドッグフードの原材料表記の一番最初に穀物類が書かれていたら慢性の下痢になる可能性が高いです。下痢のリスクが減らすためには50%以上はお肉が配合されていて、残りは野菜や芋類で構成されたドッグフードを選ぶ必要があります。
1-3、おすすめのドッグフード「カナガン」って?
カナガンは犬が必要とする栄養価をナチュラルな原材料のみで構成されているため消化に負担がかからないのでおすすめです。さらに、専門家によって犬に最適な栄養素をバランス良く配合されているので免疫力の向上にも大きく貢献してくれます。消化不良を起こしやすい穀物はもちろん含まれていませんし、野菜類や芋類も含まれているので食物繊維をカラダにしっかり取り込めます。
1-4、ダックスに最適な食事のまとめ
下痢を改善するには高タンパク、低脂肪、少量の炭水化物と食物繊維をしっかり毎日取り入れられる食事環境です。逆に食事のバランスが偏ってしまうと下痢を起こすリスクが高くなります。栄養バランスの取れたドッグフードを選んであげれば苦労しなくても毎日安心して下痢の改善ができますよ。