1.ちょっと難しいけど、愛犬(ブルドッグ)の為に勉強しよう!
1-1.フード選び方のポイントは?
ブサカワ犬が流行っていますが、ブサカワ犬代表のブルドッグにはどんなフードが合っているのでしょうか?
ブルドッグは目の疾患や股間節形成不全、膝蓋骨脱臼などの関節に問題が出やすい犬種なので、フードを選ぶ時は、関節に効き目のあるフードを選んであげると愛犬に優しいですね。
例えば目に良いDHAやEPAを含む物や、関節に優しいグルコサミン・コンドロイチンが入っているフードを積極的に選ぶようにしてみてください。DHA・EPAはお魚ベースのフードに多く含まれています。パッケージに「魚を使用しています」と絵が書いてあったりしますので、しっかり見て選ぶことが大切です。関節に良いのはグルコサミン・コンドロイチンです。関節サポートなどといった名前で販売しているフードに多く含まれていますので、成分を良く見ましょう。
目に良いのは人間と同じでブルーベリーです。ブルーベリーが入っているフードは少ないですが、段々多くなってきていますので、フードの種類を見ながら探してみるのもよいでしょう。成分の見方としては、パッケージの裏にある成分表を見ることです。フードに含まれている量が多い成分から順番に書いてありますので、最初に書いてあればあるほど含有量が多いということになります。なので、書いてある順番にも注目して見てみると良いです。
1-2.注意点は?
また、ブルドックは、基本的に太りやすいので高タンパク・低カロリーがおすすめで、消化器官が短いことからお腹に消化不良を起こしやすい犬種でもあります。穀物は犬が最も消化不良を起こしやすい食べ物なので、穀物を使っていないフードを選ぶことが大切です。よく吐きやすく、元々消化器官が短く消化不良を起こしやすいので、しっかりカバーしてあげましょう。
1-3.なんで穀物入ってるの?【フードの裏話】
なぜそもそも穀物が入っている理由ですが、それはコスト削減やカサ増しのためです。犬にとって消化が苦手な穀物類を、コスト減のためカサ増ししているフードは好ましくありません。穀物は、植物から得られる食材の総称の1つで、でんぷん質を主体とする種子を食べるために作られたものです。可能な限り穀物の入っていない“プレミアムフード”を食べさせるようにしましょう。プレミアムフードとは、犬の健康維持のために必要な成分がバランス良く含まれていて、消化吸収に負担がかからないように考えられているドライフードの事です。
穀物不使用のドライフードは、少々値段が高くなりますが、愛犬の身体を1番に考えましょう。
ブルドッグに身体をしっかり理解して、フードの成分の見方が分かると、愛犬に何が大切なのかが、実は簡単に分かります。フードコーナーで選ぶのはとてもわくわくして楽しいです。ぜひフードを見に行ってみましょう。
【プレミアムフードの参考記事】→ 「ヒューマングレード」とは?これからのドッグフード選びで大切なこと。