1.もし愛犬が尿毒症になったらどうすればいいのか。

1-1.尿毒症とは?

この病気は体の老廃物や不要な物質を尿によって体外に排出させる筈の腎臓の機能が、何らかの原因で低下する病気です。
色々症状はありますが、腎臓の機能が正常に働いていないことによりおしっこが出なくなったり、薄いおしっこがたくさん出たりします。
老廃物がうまく排出できなくなるという事は、同時にいらないものがどんどん体にたまっていくことになりますので、それが体に悪影響を与えるようになります。

1-2.尿毒症の症状

おしっこが出なくなる、薄いおしっこが大量に出る以外にも、元気がなくなる、嘔吐、独特な口臭、食欲不振などの症状も現れます。口臭は、いわゆるアンモニア臭です。尿毒素が粘膜から出ている為にアンモニア臭になるといわれています。
特に急性の尿毒症、おしっこが出せない状態は非常に危険です。
急性尿毒症は早期に治療を行わなければ昏睡状態に陥り、そのまま死んでしまうこともあります。

1-3.尿毒症の治療

基本的には、輸液療法が行われます。水分を体内に入れることにより、老廃物の排出を促すのが目的です。
とにかく老廃物が溜まっていくことがよくないので、速やかに排出させる治療が主になります。
尿が排出できない状態の時には、排出できるような処置をしてから上記の治療が行われます。
それ以外にも、腎機能が著しく低下しているときには、降圧剤を用いて腎臓の負担を減らしてやるような処置が行われることもあります。
家庭でできることとしては、食事療法などで尿毒症の発生を軽減させるようにすることです。
尿毒症は腎臓に起因する疾患なので、腎臓の負担を軽くするような食事が有効です。
腎臓に負担をかけているのは「リン」という栄養素。本来リンは骨や歯、細胞をつくるために必要な栄養素なのですが、機能が低下した腎臓は余分なリンを排出できなくなり、その結果リンが腎臓に負担をかけ、腎臓病を悪化させてしまうのです。
腎臓病用の療法食を与えるようにしましょう。
ちなみに、ナトリウムも可能であればある程度制限した方が良いというデータもありますが、重篤な尿毒症でなければナトリウム制限までは考えなくても良いようです。

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1-4.おわりに

尿毒症は、処置が遅れると手遅れになってしまう怖い病気です。
たとえ症状が軽くとも、侮らずにしっかりと治療を行い、慢性腎臓病が原因ならば少しでも症状を軽減できるよう、獣医さんと相談しながら治療を進めていきましょう。

 

 

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