1.犬の腫瘍について

1-1.犬の腫瘍、早期発見がカギとなる

人間と同じように、犬の腫瘍にも「良性」と「悪性」があります。それは素人が判断するには難しく、その種類も実に様々あるので、獣医師による適切な対処が必要になってきます。その為には愛犬の異変を早期に発見し、早期治療に繋げることが飼い主さんの重要な役割になってきますから、基本的な知識としてその種類や症状について頭に入れておくことが必要なのです。「良性」の場合は命に関わることはありませんが、「悪性」になるとその進行スピードが速く、診察時期の遅れが命を危険に晒すことにもなってしまいますから、犬の体に「できもの」や「しこり」を発見した場合は早めにかかりつけの獣医師の診察を受けるようにしてください。

「良性」の腫瘍の場合

「良性」の腫瘍の場合、その進行はゆっくりで他の臓器に転移する心配もありません。命に関わることもない為、そのまま様子観察で大丈夫である場合がほとんどですが、患部が大きくなりすぎた場合は摘出手術をするケースもあります。
良性の腫瘍として挙げられるのが、例えば「脂肪腫」です。これは体のどこにでも出来、柔らかく弾力があるのが特徴です。「腺腫」は皮脂腺が詰まって化膿することによって発症し、肛門周囲、まぶたに出来やすいです。「上皮腫」は体全体を覆う皮膚に出来るもので、皮膚がドーム型に盛り上がるのが特徴です。

「悪性」の腫瘍の場合

「悪性」の腫瘍の場合はしこりや腫れが急激に大きくなり、進行のスピードも速く、他の臓器への転移の可能性もあります。早期発見、早期治療が非常に重要になってくるのが悪性腫瘍です。
「乳腺腫瘍」は乳腺組織に出来る腫瘍です。メスだけではなくオスにも発症の可能性があります。「肛門周囲腺腫」は肛門の周辺に硬いしこりが出来、オスは両性である場合が多いですが、メスは悪性の可能性が高くなります。「悪性黒色腫(メラノーマ)」は皮膚のガンであり、黒っぽいほくろのようなものが口腔内や足先に発生することが多いです。これは進行が早く、悪性度も高いという特徴があります。

このように、腫瘍には様々な種類があり、人間と同じくどれだけ早期の段階で愛犬の異変に気付くかが何よりも重要になってくるのです。治療方法としては、患部の除去をするケースもあれば見送るケースもあり、科学療法を用いたり投薬治療を行ったり、症状によって対処方法は変わってきます。

1-2.さいごに

このように、愛犬に悪性腫瘍が見つかった場合、最終的には飼い主さんの判断が重要になってきます。愛犬の負担や、術後の生活を考え、どんな対処をしていくことになるのか、獣医師と飼い主さんで密に連絡を取り合い、決めていくことになるでしょう。また、患部を無事に取り除いたとしても、健康だったときと同じ生活を送ることが出来るかというと必ずしもそうではない場合もあります。愛犬にとってどんな選択をすることがベストなのか、負担のない日々を送るためにどんな治療が求められるのか。飼い主さんはきちんと考えてあげなくてはならないのです。

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