1、会陰ヘルニアは去勢手術が関係していた!

会陰ヘルニアという名前を初めて聞く飼い主さんもいます。なってしまったときの症状や予防法など、会陰ヘルニアについてしっかり勉強していきましょう。

1-1、便秘にも影響する会陰ヘルニアって?

症状は肛門のまわりが膨らんで、便秘や排便困難などの症状が出ます。踏ん張ってもうんちがなかなか出てこない時や、ごはんを食べているのにうんちが何日も出ない、まるで人間の便秘のような症状が出ます。さらに会陰ヘルニアになると、肛門のまわりが膨らみます。なぜなら、肛門のまわりにある筋肉の間に隙間ができて、その部分にお腹の中の臓器が飛び出てしまうからです。腸が飛び出した時には、便秘や排便困難になります。まれに膀胱が飛び出すこともあって、膀胱が反転してしまうので排尿障害が見られます。

1-2、原因は?

原因は骨盤隔壁の筋肉が弱くなることで発症しますが、主に老犬の男の子に発症が多いです。会陰ヘルニアは、骨盤周りの筋肉が弱くなって、周りの臓器を支えきれなくなって発症します。筋肉が弱くなる原因は老化だけでなく、男性ホルモンの影響や腹圧の上昇、筋力の低下を引き起こすような病気などが関係していると言われていますが、年齢な部分の影響が大きいです。会陰ヘルニアは5歳以上のオス犬に多く見られますが、最近は犬も高齢化の影響で、発症が7歳以降になってきています。

1-3、治療法は?

万が一なってしまった時の治療は、手術で飛び出した臓器を元の状態に戻して、筋肉の隙間をふさぐことで治します。会陰ヘルニアの治療は、飛び出した臓器を元の位置に戻して、筋肉の隙間をふさぐ外科手術が一般的に推奨されています。去勢していればほぼ発症しませんが、去勢していない犬や、去勢が遅ければ遅いほど発症のリスクが高くなるため、もし去勢していない時は会陰ヘルニアの治療と同時に去勢手術を行うことがすすめられています。

1-4、予防法は?

予防方法は、去勢手術を行うことが最も大切です。去勢手術のおすすめの時期は、生後半年から1年までの間の早い時期に行うことが会陰ヘルニアの発症を最も低くすることが出来ます。なので、なんといっても会陰ヘルニアは、去勢手術を行うことで発生率は低下します。さらに無駄吠えが多いと腹圧が高くなって内臓が外に出やすくなるため、むだ吠えをさせないようにしつけことが大切です。肥満になっていると内臓脂肪が増えるだけでなく体全体の筋力が低下しやすくなるので、内臓を正しい位置に押さえておくことが出来なくなります。なので、肥満をさせないことも予防につながります。

発症してしまったら、フードをふやかしてうんちが出やすくすることも大切ですが、それだけでは効果は出にくいので、病院で診察を受けることが大切です。なぜなら、内臓を抑えている筋肉が弱くなっているので、外に出てきてしまっている部分をどうにかしなければならないからです。

1-5、まとめ、見分け方と判断の仕方

「犬の会陰ヘルニア」のポイントです。

見た感じで肛門のまわりに異常な膨らみがあれば、会陰ヘルニアの可能性があります。触ると嫌がってり反応で分かりやすいので、動物病院で詳しく検査を受けましょう。

去勢手術が関わってくる病気の1つなので、手術をするか考えることが大切ですが、会陰ヘルニアにならない為には必要な手術であると頭に入れておいて下さいね。

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