1.犬に起こる口腔腫瘍

1-1.口腔腫瘍の症状

犬に起こる口腔腫瘍とは、口の中や顎あたりに出来る癌の事を言います。癌化する細胞によって名称が異なり、扁平上皮細胞が癌化した場合は扁平上皮癌と良い、メラニン細胞が癌化した時はメラノーマ、繊維芽細胞が癌化した時は繊維肉腫と言われます。 悪性黒色腫の症状は口の中に黒いシミが広がります。粘膜や舌が黒っぽい色に染まってしまい、さらに潰瘍あるいは壊死を起こすケースもあります。8割ほどがリンパ節へ転移する事があります。 扁平上皮癌は、潰瘍を歯肉や舌に引き起こします。口の奥に発症した場合は、リンパ節や肺への転移などを引き起こしやすい心配があります。 繊維肉腫の症状は、しこりの様な腫瘍が歯茎に出来てしまうもので、ひと月程の期間で大きくなってしまいます。転移する心配はありませんが、骨に浸潤する事が多いです。

1-2.主な治療方法

犬の口腔腫瘍の治療方法は主に手術療法が用いられます。ただ、手術療法を用いるのは犬に体力がある事が必要で、手術ではがん細胞を取り除く作業が行われます。 扁平上皮癌の手術は腫瘍を取り除く事で術後は良好である事が多いものの、繊維肉腫は骨に対する浸潤性が高い特徴があるため、腫瘍が発生している部分の顎を丸々切除するケースがあるのです。 悪性黒色腫の手術は、腫瘍が小さい時期に手術が行えれば良いのですが、発見が遅れて、癌が転移してしまっている場合、あまり長い余命を期待する事が出来なくなってしまいます。 手術療法以外には、抗ガン剤治療を行う化学療法が行われるほか、扁平上皮癌の場合には放射線療法が用いられる事もあります。化学療法は手術を行えるほど犬に体力が無いという場合に行われる事のある治療法です。

1-3.まとめ、早めの発見で早期治療を。

犬が口腔内に腫瘍ができた時には、何か食べにくそうにしている、よだれが多くなる、など普段の生活にも影響がではじめます。これらの要素をよく注目して見てあげると、どのあたりに問題があるのか、ということを早い段階で気付くことができます。

犬の健康を守る、という観点からしても、口腔内の健康は生活に直結している部分ですので、ぜひ早めに管理を徹底するようにしておくと良いでしょう。健康面に関しても、何か問題がないのか、ということを十分に確認をされておくことがポイントです。

このあたりの問題については、犬にとって、何が病気の原因なのか、腫瘍ができた原因、なども違います。単純に何か食べものを食べている時に口の中を傷つけてしまい、細菌が感染して腫瘍になっている場合もあります。

良性の腫瘍なのか悪性の腫瘍なのか、ということによっても対応が違いますので、犬の健康のことを考えるのでしたら、早めに症状をチェックして対応をしてあげることが望ましいでしょう。なるべく犬のことを考えて負担を少なくしてあげるようにすることが望ましいといえます。このあたりは、飼い主が敏感に犬の健康管理をしてあげることがポイントとなります。

 

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