1.緑内障は治る病気?視力はどうなるの?

1-1.犬の緑内障とは

犬の緑内障というのは、眼圧(眼球内の内圧)が異常に高まる病気です。
眼圧が高まった結果網膜や視神経に異常をきたし、視力に影響が出てきます。
症状としては、瞳孔が開きっぱなしになったり、眼球が飛び出しているように見えたり、角膜炎や結膜炎、最悪の場合失明してしまうことも。

1-2.緑内障の原因

そもそもの諸症状の発端は眼圧の高くなってしまうこと。
なぜ眼圧が高くなるのかというと、眼球内の水分「房水」の流れに異常が発生しているからです。
房水は、本来であれば別の場所に吸収されていきます。しかし、機能異常が起きるとその房水が眼球内にとどまってしまうのです。

また、ブドウ膜炎、前房出血等の疾患にかかっていると、緑内障を発症しやすいとも言われていますし、遺伝によって緑内障にかかりやすい犬種もいます。
大型であればシベリアンハスキーやアラスカンマラミュート、秋田犬、サモエドなど。
小型ですとトイプードル、マルチーズ、シーズーやウェストハイランドホワイトテリア、ボストンテリアなどです。
これらの犬種は、眼球の一部に発育不全があったり、異常を起こしやすいと言われていますので注意が必要です。

1-3.緑内障の治療

緑内障の要因になっている疾患があれば、先にその疾患の治療が開始されますが、そうでない場合は投薬や手術によって治療を行います。
投薬は眼圧を下げる薬です。
具体的には房水の量を抑制するものであったり流出を促進するもの、硝子体の脱水により全体の圧を下げるものなど、さまざまです。しかしながら、投薬治療だけで緑内障をコントロールしていくことは難しく、大抵は1年以内に高い確率で失明に至ります。その確率は、なんと9割以上。
そのため、投薬治療と同時に外科的手術も検討されます。
緑内障の手術は、房水を強制的に排出したり流出を促進するといったものや、房水が作られている器官を調整する手術が主です。
ですが、既に視力が失われており、かつ緑内障によって痛みを発しているときには、眼球摘出手術を行うこともあります。

1-4.おわりに

投薬だけでは治療ができない緑内障。
できることなら、愛犬にはなってほしくない病気ですよね。

緑内障により高い眼圧が続いてしまうと、回復は極めて難しいとも言われています。
どんな病気にも共通して言えることですが、とにかく早期発見、早期治療が大切です。

 

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