1.大腸性の下痢の症状と治療

犬の大腸性下痢とは、大腸に原因がある下痢のことを言います。大腸性の下痢の症状は次の症状が代表的です。

  • うんちの回数が増える
  • 血便や粘液便が出る
  • うんちをしたがっているけれど出ない
  • 嘔吐している
  • お尻をかゆがる

などの症状が出ます。うんちの回数が増える状況では、「たくさん食べちゃったのかな?」とまさか大腸が原因で何か起きていると考えることが少ないです。そして、嘔吐している場合も胃の検査をすることは多いですが、腸の検査まで気が回る飼い主さんはほとんどいません。なので、通常では起こらない事が起こったときは全身を検査することが大切です。

 

1-1.治療法や対処法

では、実際に大腸性の下痢になってしまったときの治療法や対処法を一緒に勉強していきましょう。

 

①絶食・絶水を徹底しましょう。

急性の場合は、大腸への負担を減らすために絶食と絶水をします。時間で考えると、絶食は12時間から24時間、絶水は最低でも24時間します。とにかく身体の中に消化が必要な物を入れず、身体の中にある代謝酵素をすべて弱くなった大腸へすべて集中させることが目的です。夏に絶水すると脱水症状の危険も伴うので、動物病院に入院して点滴の治療をします。

②対症療法

対処療法とは、症状を軽くすることを目的とした治療の事です。具体的な治療として下痢止めを飲ませたり、失った水分を補って、回復の手助けをしてあげます。人間でも下痢をすると体力が大きく奪われてしまいますよね。体力がないと病気から回復するまでの期間が長くなって、余計に体力をつかってしまうことになります、なので、この対処療法は病状を回復させるためにはとても大切なことなのです。

③基礎疾患の治療

大腸性下痢は、何らかの基礎疾患が原因で併発している形で症状が出ることもあります。併発している場合は、下痢よりも先に基礎疾患の治療を優先します。なぜなら、基礎疾患が大腸性の下痢を起こしていることが多く、仮に大腸性の下痢を治療してもぶり返してしまう可能性があるからです。具体的な例としては、寄生虫を駆除する駆虫薬を飲ませたり、食品アレルギーが原因の場合は食事療法を行うことです。基礎疾患のみを治療しても大腸もダメージを受けているので完全には治らないので、基礎疾患の治療の方針が立ち次第すぐに下痢の治療にも入ります。この場合は、簡単に言うと2つの病気を一気に治すことになるので、犬の体力もかなり限界に近いものがあります。なので、自宅療法の場合はハウスで絶対安静、入院する場合は愛犬との面談時間についてしっかり打ち合わせをして出来る限り体力の確保に努めるようにしましょう。

 

1-2.まとめ

以上、「犬が大腸性の下痢になったとき、どんな治療をするのか知ろう!」というテーマでお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?大腸性の下痢は早期発見が大切です。先ほどお話した症状に当てはまる時は迷わずに動物病院に行くようにして、体力があるうちに治療を始められるようにしましょう。大切な愛犬と健康的に暮らせますように。

 

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