1.犬は風邪をひくのかどうか

1-1.犬の風邪に似た症状は要注意

私たち人間はよく風邪をひきますが、犬にも風邪に似た症状が見られることがよくあります。ですが、厳密に言ってしまうと、犬の病気の種類の中に「風邪」という病名は存在しません。風邪症状に似たものには、それぞれにきちんと病名があり、適切な処置をしてあげなければならないのです。犬は体内でビタミンを生成することが出来る生き物ですから、基本的に風邪をひくということはありません。ですが、犬に風邪に似た症状が現れた場合、人間のように安静にしてしばらく休んでいれば自然に治るという簡単なものではない場合が多いですので、きちんと見極めてあげる必要があるのです。

鼻水

よく犬に見られる風邪のような症状として、「鼻水」があります。この鼻水が透明で水っぽい場合は軽い鼻炎や気管支炎である可能性があり、膿のような粘着性のある場合は膿性鼻汁であるとも考えられます。

また、「咳」が症状としてみられる場合、呼吸器系と心臓の病気の可能性があります。呼吸器系ですと犬パラインフルエンザ、犬ジステンバー、犬アジノウイルス、気管支敗血症菌が考えられ、心臓に問題がある場合は先天性の疾患や、フィラリア、弁膜障害の疑いがあります。

犬ケンネルコフ

さらに、「犬ケンネルコフ」という病気があり、これも咳が続くことが特徴です。この症状は一週間程度で治まるのですが、怖いのが「二次感染」です。中でも「犬ジステンバー」は4~7ヶ月の潜伏期間を経てリンパ組織を破壊し、最終的に死に至る非常に恐ろしい病気です。

こうした病気を防ぐため、フィラリアや狂犬病の予防接種、投薬は飼い主の当然の義務ですから、責任を持って受けさせるようにしてください。病気になってからでは遅く、対処することが出来ないという場合が犬には珍しくはないのです。きちんと管理しましょう。

(【参考】→ 毎年蚊のいる時期にしているフィラリアってどういうもの?

 

1-2.さいごに

愛犬の病気の早期発見、早期治療とともに大事なのが、「病気にならないための環境作り」です。特に空気が乾燥する冬になると、犬は体調を崩してしまいがち。適度な湿度を保ち、清潔な寝床を準備してあげたり、綺麗な水を常に設置し、食事面に気を使ってあげることも大切なポイントです。犬は苦痛を我慢してしまう生き物ですから、表面化してきたときにはすでに重症化してしまっていた・・・なんてことも少なくありません。言葉を持たない動物だからこそ、飼い主さんが責任を持って管理、コントロールしてあげてください。そして、常にスキンシップを大切にすること。普段から愛犬と密に接していることで小さな異変にもすぐ気が付くことが出来ますし、スムーズに対処することが出来るようになるのです。あれ、おかしいな・・・と思ったら、まずはかかりつけの動物病院に連絡し、指示を仰ぐようにすると間違いないでしょう。早期発見、早期治療が病気の重症化を防ぐ鍵ですから、日ごろから愛犬の状態を飼い主さんがしっかり把握していられるように心がけておいてください。

 

 

 

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