1. 犬のカルシウム過剰症って知っていますか?

1-1. 摂りすぎも良くないカルシウム。

皆様の愛犬の食事はドッグフードですか?手作り食ですか?大切な愛犬のために健康に良いものを与えたいと思うのは、飼い主様なら当然のことですよね。最近よく耳にする犬の「過剰症」。その中でもとくにカルシウムの過剰症が問題になっています。

カルシウムはリンとのバランスがとても大事です。このバランスにより、カルシウムが体内に吸収されるか排出されるかが決まってきます。一般的に総合栄養食とされているドッグフードには、必要な量のカルシウムとリンがバランス良く入っています。ですので、普段ドッグフードを与えている場合はあまり心配することはありません。現在は、「0〜12か月の成長期」「1〜7歳以下の成犬期」「7歳以上の高齢期」とライフステージ別のドッグフードを推奨しているメーカーが多く、これは「成長段階により必要な栄養バランスや摂取カロリーが異なる」という考えのもと作られているそうです。愛犬のカルシウム不足がご心配なようでしたら、まずはライフステージ別のドッグフードを選びましょう。その中でも、安全で高品質なプレミアムドッグフードがおすすめです。

最近では、発育期にカルシウムを過剰摂取することで骨・関節疾患を引き起こすことがわかっています。カルシウムの過剰摂取により、体にとって必要な亜鉛・鉄・銅・リンなどのミネラルの吸収が低下してしまいます。とくに多くみられる成長期の亜鉛欠乏は、胃捻転や急性胃拡張を引き起こしたり、神経系の免疫機能の低下などにも影響を与えてしまいます。また妊娠期におけるカルシウムの過剰摂取も、産まれくる子犬に同じく影響するといわれています。ほかにも、カルシウムの過剰摂取は骨の形成異常・甲状腺機能の低下・発育障害・腎臓への負担・尿結晶・骨粗鬆症・などさまざまな問題を引き起こします。カルシウム過剰摂取による骨格の変化は、修復することはできません。どの犬種でも、カルシウムの過剰摂取は非常に危険だとされています。

サプリメントは過剰摂取の原因になります。できるだけ食品からの摂取を心がけてあげてください。

【カルシウムが多く含まれる食材】

・アジ
・煮干し
・チーズ
・ヨーグルト
・納豆
・豆腐
・小松菜
・ひじき
・わかめ
・昆布

いずれも与えすぎは、お腹をこわしたり病気を引きおこす原因となりますので気をつけなくてはいけません。毎日与える場合は、ごく少量を与えてあげることでその心配はなくなります。市販の乾燥わかめや昆布は多量に塩分を含んでいるため、しっかりと充分に塩抜きする必要があります。

1-2. おわりに

食事を補うものとして、サプリメントを選択をされる飼い主様もいらっしゃることと思います。現在犬用のカルシウムサプリメントは数多く発売されいて、高い効果が期待でき薬と同じような使い方をするもの・おやつ感覚で与えられるものなどさまざまな種類があります。サプリメントに関しては獣医師の見解が分かれていて、おすすめされる獣医師もいれば、サプリメントがあることは説明されても処方はされないといったスタンスの獣医師もいらっしゃるようです。最終的には飼い主様がさまざまな情報をもとに判断をされることになるのですが、栄養バランスがとても重要ですし、過剰摂取にならないように気をつけなくてはいけません。とくにサプリメントを長期間与えるような場合や薬効があるようなものを併用すされる場合は、専門のペット栄養管理士または獣医師にご相談されることをおすすめします。

愛犬のためを思って考えて与えている食事も、与え方によっては愛犬の健康を害している可能性があります。さまざまな情報が巷にあふれていますが、あれこれ情報収集していると真逆の情報も出てきて混乱してしまうことも少なくありません。どの情報もですが、いきなり鵜呑みにしてしまうのは危険です。簡単に多くの情報を収集できる時代だからこそ、確かな情報を見極める力を身につけなくてはいけませんね。

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