1.はじめに

関節炎は犬にとっても深刻な病気です。その症状がわかりづらいだけでなく、関節炎の痛みは少しずつじわじわと愛犬を追い込み、性格面にまで変化を起こしてしまうこともあるのです。関節炎は犬種関係なく起こりうる病気なので、今回の記事を参考に愛犬の健康管理について考えてみましょう。

1-1.犬の関節炎ってどんなもの?

犬の関節には人間と同じように「軟骨」があります。この軟骨によって骨と骨を繋ぎ、手足のスムーズな動きを助けます。
関節炎とは、この軟骨に障害が起こり、その進行が進み悪化することで持続的な痛みが続く病気です。犬種問わず5分の1の犬に発症すると言われており、その多くは高齢の犬に多く見られます。老化現象によって軟骨がすり減って起こったり、肥満によって関節への負担が増えることで軟骨に症状が出ることもあります。

1-2.犬の関節炎の症状とは

犬の関節炎の症状にはどんなものがあるのでしょう?いくつか紹介していきます。
足を引きずる/立ち座りの動作の時に痛がる/段差の上り下りをしたがらなくなる/以前に比べて「走る」ことが少なくなる、あるいは無くなる/散歩も痛がり嫌がる
これらは症状のほんの一部です。関節の病気は見た目に症状がわかりにくいですが、治療しない期間が長ければ長いほど、犬自身にも痛みが溜まり苦痛を与えてしまいます。飼い主はなるべく早期発見できるよう努めることが重要です。

1-3.犬の関節炎の治療法とは

関節炎かと思われる様子(いつもと違う様子)が見られたら、まずは動物病院に行きましょう。
動物病院では獣医師の診断の元、いくつかの治療法を組み合わせることで、関節炎の症状を緩和させる処置がとられます。治療法には大きく分けて4つの種類があります。

①原因療法

軟骨の修復を助ける薬を用いる。(毎週1回×4回の投与)

②対症療法

症例に合わせて鎮痛剤や消炎薬を投薬する。

③食事療法

関節や体重管理に配慮し、特別食を与える。特にグルコサミンやコンドロイチン硫酸などは軟骨に効果的な栄養素なので、意識して取り入れます。

④運動療法

適度な運動を取り入れ、関節の動かせる広さ(関節の可動域)を広げ、筋肉を増強する。
以上のように、特に対症療法によって犬の症状の進行を観察しながら、4つの治療法を組み合わせて少しでも関節軟骨の修復や痛みの緩和を目指します。

2.おわりに

関節炎は症状が見つけにくいところが難点ですが、その多くが高齢の犬に発症することが分かっています。高齢になってくると関節炎以外にも、愛犬の健康管理は必要不可欠なので日々の観察やケアを大切にしましょう。また、関節炎は痛みが持続する症状なので、発見が遅れれば遅れるほど愛犬への負担が増えてきます。痛みが続くと、愛犬自身も精神的に辛くなり、攻撃的になったりおとなしくなったりと、性格に変化が現れる場合も少なくありません。愛犬の健康管理は飼い主の大切な役割なので、今回の記事を是非活用してもらえれば幸いです。

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